2026年 住友生命Vitalityレディス東海クラシック

「強くなりたい一心」 渋野日向子が5年ぶりの好相性コースで探る浮上のきっかけ

2026年 住友生命Vitalityレディス東海クラシック 事前 渋野日向子
歴代覇者の渋野日向子が5年ぶりに出場

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前(17日)◇新南愛知CC美浜C(愛知)◇6565yd(パー72)

2019年の本大会で飾った逆転優勝を渋野日向子は今でも鮮明に思い出すという。「家にも写真が飾ってあるんです。後ろのギャラリーさんたちの反応が『こんな感じだったんや』って。やっぱ“あそこ”はすごく印象的」。ツアー史上2番目の記録となった最終日8打差からの逆転Vを決定づけた16番(パー3)で奪ったチップインバーディは、いつまで経っても色あせない。

21年にも4位に入った当地へ戻ってくるのは5年ぶりのこと。「良いイメージがあるコース」へのスポット参戦を決めたのは、27歳になった今でも強い気持ちがあるからこそ。主戦場の米ツアーはオープンウィークとあって、次戦「ウォルマートNWアーカンソー選手権」(25日~/アーカンソー州ピナクルCC)まで3週間空いてしまう。「ちょっとでもいいきっかけを…と思って。ほんとに強くなりたい一心なんで、どうしても試合をしたい、戦いたい気持ちが強い」と、じっとしてはいられなかった。

8月「AIG女子オープン(全英女子)」から4試合連続で予選落ちを喫し、悔しさを募らせている。前週「ソニー日本女子プロ選手権」での同世代の活躍にも、「勝みなみを筆頭に(畑岡)奈紗ちゃんもそうだし、みんなすごい頑張ってる。『追いつかんと、追いつかんと』って思いながら焦っちゃう…」と不安を漏らす。

2026年 住友生命Vitalityレディス東海クラシック 事前 渋野日向子
思い出の舞台で復調の糸口を見つけたい

一方で、うれしい知らせもあった。「聞いてもらっていいですか?なんと私ギリギリ入って…」。ポイントランキングで微妙なポジションだった「TOTOジャパンクラシック」(11月5日~/茨城・太平洋クラブ美野里コース)」のフィールドに何とか滑り込んだ。「『TOTO』に出られるっていうのがほんとにありがたい」と、少しでも戦いの場を与えられることにありがたみを感じずにはいられない。

今週のテーマは「ほんとにリズムだけ。それ一択」と言い切る。「最近は初日でずっこける。緊張感もありながら回ってしまうのはあるんですけど、今週は結構攻めていかないといけない。リズム良くできたら、いい方向に行きそう」。7年前に熱狂を巻き起こした舞台で、再浮上へのきっかけを探す。(愛知県美浜町/安平賢太郎)

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