イーグル直後の3パットに“伏線”あり 逃げ切り失敗の勝みなみ「いろんなことがありました」
◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 最終日(13日)◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川)◇6755yd(パー72)◇曇り(観衆5355人)
後半16番(パー5)、勝みなみは渾身のイーグルを奪った。残り216ydから5Wで2オンに成功し、4mをねじ込んで通算9アンダー。14番(パー5)で3度も木に当ててスコアを落とすなど、一度は明け渡した首位に再び並んだ。
力強く流れを取り戻したかに見えた直後の17番(パー3)、返しのショートパットがわずかに右に出てカップに蹴られた。「なんか、フェースが(うまく)向けていないような感じはしていて…。とりあえず信じて打とうと思ったんですけど、やっぱりちょっと緩んだのかもしれないですね」。痛恨の3パットには“伏線”があったと振り返る。
それは、前半6番で1mほどのバーディパットを右に外した場面だった。「あれが、ずっとショートパットを外す原因になっちゃったのかな。自信を持てなかった部分があった。きょう一番のキーホールだったのかなと思います」。6番はわずかにスライスするライン。巧みに寄せた後の短い距離が再び蹴られた13番(パー3)はフック、17番はストレート…。「全部(のラインを右に)外しました」と苦笑いに悔しさがにじんだ。
1イーグル3バーディ、5ボギーと出入りの激しい「72」で通算8アンダー3位。単独首位スタートから4年ぶりの優勝、2021年から連覇した「日本女子オープン」に続く国内メジャータイトルには届かなかった。「最終日にいろんなことがありましたけど、本当に楽しく4日間を回ることができた。自信になる一週間だったかな」といつもの明るいトーンで話す。
初優勝を目指す米ツアーでの戦いは、2週後の「ウォルマート NWアーカンソー選手権」(25日~/アーカンソー州ピナクルCC)から再開。11月の日本開催「TOTOジャパンクラシック」(茨城・太平洋クラブ美野里コース)でも、再び母国のファンの前でプレーする予定だ。(石川県加賀市/亀山泰宏)