姉妹そろって優勝なるか 首位浮上の吉田鈴「2人とも良ければ本当にうれしい」
◇国内女子◇CAT Ladies 2日目(22日)◇大箱根CC(神奈川)◇6657yd(パー72)◇晴れ(観衆2690人)
13位から出た吉田鈴が8バーディ、2ボギーの「66」をマークし、通算9アンダーで首位に浮上した。出だし1番(パー5)から残り50ydの3打目を3mにつけてバーディ発進。2番でボギーを喫したが、3番(パー3)、4番ではともに2m前後を沈めての連続バーディを奪った。
「最近ラインが読めていなかったパッティングが、きょうはイメージと合っていた。フェアウェイキープ率も高かったのでボギーを少なくできた」と、パット数24、フェアウェイキープ率85.71%(12/14)と全体通してかみ合った内容にうなずいた。
6月「ヨネックスレディス」でツアー初優勝を飾ったが、あくまでひとつの通過点に過ぎないという。「将来的な目標を考えると今年の1勝はマストだったのかなって思う。ここで中だるみみたいになっちゃうと、目標からもっと遠ざかってしまうのでモチベーションを高めることはすごく意識している」。初タイトルを手にした後も、次へ向かう熱を冷まさないよう自分に言い聞かせている。
今週は直近6試合連続で予選落ちが続いていた姉・吉田優利も海の向こうで健闘している。米女子ツアー「CPKC女子オープン」の2日目を終えて通算9アンダー2位につける活躍ぶりをチェックしていたという。この日は朝に「いい感じだね」とLINEを送ったというが、返ってきたのは「たまにはね」のひと言。あっさりながらも、互いを気にかける姉妹の絆がうかがえる。遠く離れた姉の好プレーも、少なからず刺激になっているのかもしれない。
姉が日本に帰国した際には一緒に食事へ出かけることもあり、「(姉が)行きたいところに私がついて行くみたいな感じ。たまに帰ってくる時ぐらいはリラックスして、好きなものを食べてほしいので」と気遣いも忘れない。
2人そろってそれぞれ違う国で優勝を狙える位置にいる。「(姉も)久々にいい感じなんじゃないかなと思うので、2人とも良ければ本当にうれしいですね」。日米での姉妹Vとなれば、吉田家にとって忘れられない週末になるはずだ。(神奈川県箱根町/安平賢太郎)