「いまは自分のやることに集中」 河本結に芽生えた気持ちの変化
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日(7日)◇茨城ゴルフ倶楽部西コース(茨城)◇6718yd(パー72)◇晴れ(観衆4648人)
昨季メルセデスランキング3位の河本結は最近、体調不良に悩まされていた。「39℃近い熱」を押して出場した4月「ヤマハレディースオープン葛城」の週から症状が悪化し、その後は気管支炎を患った。
その翌週「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」は欠場し、その次の「KK杯バンテリンレディス」も途中棄権した。今週の体調については「パーフェクトに近いです。もう大丈夫」と晴れやかな表情で答えた。
今季の国内メジャー初戦には万全の状態で臨めているものの、コースセッティングについては「これがメジャーだよなっていう感じ。めっちゃ難しいです」と話す。午後スタートの第1ラウンドは、前半13番(パー3)でボギーが先行。ツアー史上最短の98yd設定となった15番(パー3)は、48度のウェッジでピン奥の傾斜を使い寄せる作戦だったが、「(傾斜の)上に止まっちゃって」とボールが下りてこなかった。
「うわ、止まるんだって思ったんですけど、(永峰)咲希ちゃんが同じぐらいのところ行って先にラインやスピード感を見せてくれたので打ちやすかった」と下り8mのバーディパットを沈めた。午後から風も強まり硬くなったグリーンコンディションに苦しみながらも、3バーディ、3ボギーのイーブンパー、4打差9位で初日を終えた。
1998年度生まれの“黄金世代”のひとり。今季は同世代の高橋彩華がすでに2勝をマークするなどの活躍を見せているが、「昔だったら悔しかったけど、いまは自分のやることに集中しすぎてて、あまり誰が優勝したとかを意識していない。SNSもほとんどやってないし」という。目先の結果や目標の年間タイトルを求める前に、成すべきことがある。
「特にショットなんですけど、いま取り組んでいることが完成したら(年間女王に)なれると思っていて。年間女王っていうのは一旦置いといて、今シーズンは自分が取り組むべきことにすごく価値を感じている」。一喜一憂することなくどっしりと腰を据え、さらなる飛躍への“土台作り”を最優先に戦っている。(茨城県つくばみらい市/安平賢太郎)