2026年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

大久保柚季が夢舞台で2位発進 魔法のリズムは「チャーシューメン」ならぬ「チャーハン」

2026年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 初日 大久保柚季
2位発進の大久保柚季(左)とバッグを担ぐ姉・咲季

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日(7日)◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城)◇6718yd(パー72)◇晴れ(観衆4648人)

プロ2年目の大久保柚季が大舞台で最高の滑り出しを決めた。昨季下部ステップアップツアーで3勝を挙げて賞金女王に輝いた22歳は、茨城GCでプレーすることに特別な思いをもって乗り込んだ。

「昨年はルーキーキャンプでお手伝いをしていて、コースは違うんですけど難しいのは肌で感じていた」。今大会ではプロテスト合格者がスコアボードの運搬業務などのボランティア活動を通じて大会運営を支える取り組みが行われており、大久保も昨年のキャンプに参加した一人だった。

2026年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 初日 大久保柚季
グリーン上での必勝リズムは「チャーハン」?

業務でコースを歩きながらも、間近で見る選手たちのプレーに「来年こそは自分が」というイメージを持っていたという。「ラフの深さだったりとかは歩きながらでも大変だってことは分かっていた。グリーンで(ボールが)止まってなかったりとか、アプローチをたくさん打っているなってところはずっと頭にあったので」

多くの選手が口をそろえて「速かった」という13フィートの高速グリーン上で得意のパッティングが光った。「強気のパッティングが私の強みなんです」と、前半2番で下り8mを決めバーディを先行すると、続く3番(パー5)でもピン手前6mをカップイン。6番(パー3)では1打目をグリーン奥にこぼしピンチを招いたが、下りスライスラインの4mをねじ込んでナイスパーでしのいでみせた。「得意のパッティングでバーディもだし、たくさんしのぐことができたのでいいラウンドだった」。3バーディ、1ボギーの「70」でまとめ、首位と2打差の2位で初日を終えた。

2026年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 初日 大久保柚季
茨城GCでは昨年ボランティアスタッフとして活動した

小学生から自信があったパッティングでも、「よく震えているんです」と素直に明かす。そんなとき頭の中で唱えるリズムがある。「『チャーハン!』…です」と報道陣を笑わせながらも本人はいたって真剣。「いつもだいたいチャーシューメンなんですけど、なんかワンテンポ遅くて。先週から(変えた)」。ちなみに、元ネタである漫画『あした天気になあれ』が発祥だということは知らないそうだ。

前半戦の出場権を手にして立ったメジャーの夢舞台。昨年は支える側だったが、ことしは「チャーハン」のリズムで主役の座を狙う。(茨城県つくばみらい市/安平賢太郎)

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