高橋彩華は92位の出遅れから9位 “オカルト”ではない実力で国内メジャーへ
◇国内女子◇NTTドコモビジネスレディス 最終日(3日)◇浜野GC(千葉)◇6704yd(パー72)◇曇り(観衆4264人)
初日に「74」をたたいて2オーバーの92位と出遅れた高橋彩華は「このゴルフが突然良くなるとは思えなかった」と今季メジャー初戦前の試合での予選落ちを覚悟した。「振れずにフェースが開いちゃって」と右方向へ抜けるショットのミスが目立ち、スコアメークに苦戦した。
試合がなかった前週は地元・新潟で疲労回復に努めたが、今季2勝目を挙げた「ヤマハレディース葛城」、その翌日に行われた1日36ホールの「全米女子オープン日本予選会」での疲労は抜け切れなかった。それだけに、強い雨風の予報により競技中止となった金曜日(1日)は「良い間合いになった」とうなずく。
翌2日の第2ラウンドに「67」を出して30位で決勝進出を決めると、最終日は「すごくクラブが振りやすくなった」と6バーディ、ボギーなしの「66」でプレー。通算9アンダーの9位でフィニッシュした。「初日の出遅れから、伸ばし合いで15位以内に届いたらすごいと思える。初日のまま終わっていたら『来週、どうしよう』となっていたと思うけど、プラスですね」と、7日に開幕する国内メジャー初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」(茨城GC西コース)に向けて弾みをつけた。
予想外の休日となった一日は「映画を見に行って、ゲームセンターに行って、トレーニングして、練習して、ゲームセンターに行った」と趣味のクレーンゲームを“おかわり”。ロープの外でも勝負師らしい顔をのぞかせた。人生初の占いで登録名変更が話題になったが、「オカルトみたいな感じになっちゃったけど、自分の実力でもある」と練習の積み重ねがなければ優勝が手に入らないことは百も承知。「来週は海外メジャーの出場権に向けても大事。きょうの感じのまま来週に入れたら」と意気込んだ。(千葉県市原市/石井操)