石川遼「楽しかった」和合で収穫を手に再渡米へ 全米OP予選会もエントリー
◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(3日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇曇り(観衆5437人)
1月から米下部コーンフェリーツアーを戦う石川遼にとって、観衆に包まれる光景はやはり格別だ。5437人を動員した最終日、16位から3バーディ、2ボギーの「69」でプレー。通算5アンダー24位で、14回目の和合で迎えた今季国内ツアー初戦を終えた。
和合でのプレーを「やっぱり、たくさんの方の前でプレーできて楽しかった」と改めて感じただけに、優勝スコアに11打届かない成績については「いいスコアを出せずに悔しい」と漏らす。それでも「次に生かせる収穫もしっかりあった」と話し、自信を深めて海を渡れる。
例に挙げるのがピンを狙うアプローチショット。「最近は奥のピンに対して突っ込めなかったりしていた。30から40ydぐらいの距離が合っていないと感じて」。和合では、米国でアプローチの練習量を増やした成果を測る狙いもあったという。「和合のように、砲台(グリーン)で奥に落ちること多いコースに対して、ウェッジショットでいい感じで打てることが増えてきた。そこはすごい収穫」と振り返った。
米下部ツアーは2週後の「コロニアルライフチャリティクラシック」(サウスカロライナ州ウッドクリーククラブ)で1カ月ぶりに再開。終了後には今季の成績に準じて出場優先順位を組み替えるリシャッフルが行われる。以降も確実に出場できる“安全圏”は、組み替えの対象である石川自身も「明確に決まっていない」ため把握できていないという。
仮に出場が続くとして、2週後から6月「OccuNetクラシック」(11~14日)まで5連戦を組む予定だ。合間の8日(月)には、36ホールをプレーする「全米オープン」最終予選会にも出場する。通過となれば18日(木)開幕のメジャーに2年ぶりに臨め、最大7連戦となるスケジュールも想定。久々の国内ツアー参戦で得た成果を糧に、過酷な戦いへ再び身を投じる。(愛知県東郷町/塚田達也)