「下半身をグッと踏ん張ること」 ショット充実の仲村果乃に2勝目チャンス
◇国内女子 ◇ヤマハレディースオープン葛城 3日目(4日) ◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡) ◇6510yd(パー72)◇曇り(観衆1693人)
3日目のフェアウェイキープ率100%(14/14)、パーオン率89%(16/18)はどちらもフィールドトップ。5位から2打差を追った仲村果乃が1イーグル、2バーディの「68」をマークし、荒木優奈と首位に並ぶ通算7アンダーで最終日に入る。
対してグリーン上では多くのチャンスを逃して30パットを費やしたが、「ショットが良すぎて(ピンの)横や上についたりした」ことで難しいラインが残ることもあった。この日の仲村にとってショットの充実ぶりを物語る数字といえる。
ショットの手応えは2日目の途中までイマイチだったという。「下半身をグッと踏ん張ることを意識」した後半に入って一転、インに5バーディを集中させた。ラウンド後の練習場で行った復習で“気づき”の効果を再確認し、3日目の安定感が増したショットにつなげてみせた。
シーズン序盤で迎えたツアー2勝目のチャンス。初優勝を遂げた昨年10月「樋口久子 三菱電機レディス」は最終日に3打差を逆転した一方で、これまで首位タイで最終日を迎えた2試合はいずれもタイトルを逃している。「去年よりも成長できていたら勝てると思うので、そんなに意識しないようにしたい」という言葉には自身への期待もにじむ。「成長できている実感? そうですね、はい」と笑顔を向けた。
初めて葛城に臨んだ昨年大会は通算4オーバーで予選落ち。昨季は105ラウンドでノーボギーは9ラウンドだったが、今季はすでに14ラウンドで3ラウンド目となった。24歳の成長を裏付ける数字は、決して少なくない。(静岡県袋井市/塚田達也)