2026年 ヤマハレディースオープン葛城

首位浮上の荒木優奈「私もがんばらなきゃ」 同級生の菅楓華に刺激

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 3日目 荒木優奈
一足先をいくツアー2勝の同級生を追って。荒木優奈が首位タイで最終日へ

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 3日目(4日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡)◇6510yd(パー72)◇曇り(観衆1693人)

通算7アンダーで首位に浮上したプロ2年目の荒木優奈は、微妙な表情で「69」のラウンドを振り返った。「今日は80点ぐらい…ショットもパターもすごくいいわけじゃない。決めきれなかったことの方が多くて悔しいのがあった」と控えめだった。開幕から4試合でトップ10入りはなく、今季初めての優勝争いに「急に最終組になっちゃって。あんまり今は実感がない」と反応は薄い。

この日は不安とともに始まった。出だしの1番でティショットを大きく曲げてボギーが先行。「きょう大丈夫かな?」と思ったが、続く2番でフェアウェイをとらえ落ち着きを取り戻した。その後3つのバーディを奪い、4バーディ、1ボギー。15番(パー5)では「今日イチ」という1打目からチャンスを作り、残り220ydから5UTで2オンに成功。前日は3パットで取り逃がしたバーディを、この日は2パットに収めて首位に並んだ。

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 3日目 荒木優奈
2位から「67」で首位をとらえた

「私も頑張らなきゃ」と刺激になっているのは、前日単独首位に立った宮崎・日章学園高の同級生である菅楓華の存在だ。菅が奪った前日14番のイーグルをSNSでチェックすると、「昨日のイーグルすごくない!? やばくない!?」と今朝本人に伝えたという。「もはや同級生と思っていなくて…レベルが違うから本当に“すごいな”としか思えない」と謙虚に認めつつ、この日はその菅を2打上回る位置で終えた。

最新の世界ランキングは64位につけ、前週に6月「全米女子オープン」(カリフォルニア州リビエラCC)の出場権も手にした。「行きます」と即答しながらも、「今は目の前の1戦1戦を頑張りたい」と足元を見据える。

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 3日目 荒木優奈
短縮なしの4日間で勝ちきりたい

昨年に初優勝を遂げた9月「ゴルフ5レディス」は、大雨のため2日間競技に短縮されたものだった。「今年は複数回優勝と、正式競技の日数で勝つこと」を目標に掲げる。「(優勝の)チャンスがあるところに入れたのはすごいいいかな。勝ちたいなって思う」。取材に応じながら、乏しかった優勝争いの実感をふつふつと湧かせていた。(静岡県袋井市/安平賢太郎)

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