“世界のアオキ”から金言 鈴木愛「カリカリする必要ない」
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 最終日(8日)◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6610yd(パー72)◇晴れ(観衆5634人)
“世界のアオキ”からの金言が効いた。鈴木愛は苦手コースと認める琉球GCで、2018年(3位)以来2度目のトップ5入りとなる通算9アンダー5位でフィニッシュした。
最終18番(パー5)ではフェアウェイから30ydを54度のウェッジでカップに放り込むイーグルを奪い、ギャラリーから大歓声を浴びた。「びっくりしました。結構グリーンが硬くなっていた。アプローチのスピードも合わせるのが難しかった。入るとは思わなかった」
開幕前日のプロアマ戦は、日本人男子で初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした青木功と初めてのラウンド。強風に見舞われた中で、「いいショットもグリーンに乗らなかったり、いいパッティングをしてもカップに嫌われたりした」という。
悔しがる鈴木に青木は「愛、そんなに悔しがらなくていい。いいショットして、いいパットしているんだから、そこまで悔やむことない。自分を追い詰めることない」と声をかけた。
日本ツアー51勝を含め国内外で通算85勝を誇る83歳のアドバイス。「そんなに自分に期待するな、というわけじゃないけど、カリカリする必要はない。気楽に回って入ったらいいなという気持ちでやれればゴルフが楽になる。せっかくいいゴルフしているのにもったいない。間違いなくそうだなと。今週は入ったらいいなというつもりでパットを打ちました」と素直に受け入れることができた。
前日の3日目は「72」とスコアを伸ばせなかったが、気持ちもリセットして1イーグル5バーディ、2ボギー「67」の最終日につなげた。
「初戦でいきなり高麗芝は難しいけど、調子も良かった。目標は年間5勝。まずは1年間、休まないのが大事」。2019年以来となる3度目の年間女王へ期待もかかる。(沖縄県南城市/玉木充)