大会連覇への挑戦が始まる

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前(18日)◇マスターズGC（兵庫）◇6495yd（パー72）

200yd超えのパー3は、プロゴルファーでも「長い」と感じる距離だという。昨年183ydだった17番のパー3が今年は20yd伸びた203ydに設定された。昨年チャンピオンの川崎春花も「普通に長くて、毎日パーで切り抜けていきたいホール」と話した。

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ツアー史上最長パー3となるのは2010年「マンシングウェアレディース東海クラシック」（愛知・南愛知CC美浜コース）での4番で距離は221ydだ。今年に入ってからだと200yd超えのパー3は5例目(※)になる。昨年の川崎は5番、6番UTを握ってコース攻略したが、今年は「5Wか7Wかな」と長いクラブを握らされることになりそうだ。

初めてシードを獲って臨む今シーズンは、なかなか調子を上げられなかった。前週「富士通レディース」の開幕前までは来季のシードがかかるメルセデスランキングでフルシード圏外になる51位だったが、大会を4位で終えてランキングを44位に上げた。

昨季の国内メジャー制覇(日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯)で3年シードを保有しているが、「気持ち的には先週よりは落ち着いてゴルフできるかな」と落ち着いて試合に臨めそうだ。

調子を少しずつ上げてきている

2023年も終盤に差し掛かり、調子を少しずつ上げている自負はある。「いまは自信を持ってゴルフができている。優勝はしたいなと思っているのでしっかり準備をして試合に臨めたら。連覇？頑張ります」と力強い言葉で意気込んだ。コース攻略の仕方は変わっても、好印象が残るコースで今季初優勝を狙う。(兵庫県三木市／石井操)

＜※2023年シーズンで200yd超えのパー3＞
大会名／コース ホール／距離
ダイキンオーキッドレディス／沖縄・琉球GC 16番／210yd
資生堂 レディス／神奈川・戸塚CC西コース 11番／202yd
住友生命Vitalityレディス 東海クラシック／愛知・新南愛知CC美浜コース 6番／206yd
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン／宮城・利府GC 7番／200yd
NOBUTA GROUP マスターズGCレディース／兵庫・マスターズGC 17番／203yd