ラウンド中に笑顔のVサイン！疲れた表情も見せず元気一杯の諸見里しのぶ

国内女子開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」プロアマの日。この試合のために帰国している諸見里しのぶが、順調な調整ぶりを見せている。プロアマのラウンド中は、同組でラウンドするゲストの質問には明るい元気な声で応対し、ラウンド後は練習場へとダッシュで移動。オフシーズンにトレーニングで鍛えた足腰も軽快で、少し日に焼けた表情からは引き締まった笑顔がこぼれる。

プロアマのラウンドには父親の朝明氏が付いて回った。「何かアドバイスをされますか？」と問いかけると「私は何も言いません。小さい時から技術的なことはコーチに任せていますし、私が何か言っても聞く子じゃありませんよ」と苦笑い。諸見里は今週の試合に出場後、米ツアー出場のため再び日本を離れる。今月10日からメキシコで行われる「マスターカードクラシック」に出場し、翌週の「セーフウェイインターナショナル」に出場。その後は再び日本に帰ってくる。ビザの再申請などの手続きが必要らしい。

練習場に向かって走る諸見里しのぶ。周囲からの掛け声にも嫌な顔1つせずプロとしての配慮も備わった

プロアマラウンド後、諸見里は「疲れはないです。おかげさまで大変元気です！今週は勝つつもりです。できれば地元で初優勝したいです。この試合は相性も良いですし、調子も良くなってきているので、自分を信じてやりたいと思います」。ドライバーの飛距離も伸びているという諸見里は、現在新しいドライバーをテスト中。日米両ツアーでシード権確保を狙う諸見里にとっては、日本ツアーの開幕戦で優勝し、真っ先にシード権確保に向けて気合いを入れる。