コースには火曜日入り。開幕前日はプロアマ戦に臨んだ

◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前(19日)◇マスターズGC（兵庫）◇6585yd（パー72）

古江彩佳がツアー史上初となる2週連続の大会連覇に挑む。今季から米ツアーを主戦場にする中、帰国初戦の前週「富士通レディース」で優勝。所属先のホステス大会の重圧もはねのけ、精神的な強さも見せた1勝となった。

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再び、ディフェンディング覇者として臨む大会の開幕前日会見で記録がかかっていることを知った古江は「あまり意識せずに、自分のプレーに集中できたら」と意気込みを語った。明確なスコアは想定せず、毎日アンダーパーで回るのを目標とする。

通算12アンダーで優勝した前年大会は4日間通してフェアウェイキープ率89％(50/56)、パーオン率83％(60/72)と武器である“ショット力”を発揮した。「ラフがすごく長い」という今大会でもショットの正確性をキーポイントに挙げる。

初日は午前8時40分に10番ティから西村優菜、山下美夢有と同組でスタートする。それぞれ過去にラウンドをともにしたことはあるが、関西出身の3人が一緒になるのは今回が初めて。「すごい関西弁が出そう。集中してしまうかもしれないけど、うまく楽しめたら」。ジュニア時代にギャラリーとして観戦したことがある思い出ある試合を前に気合をみなぎらせた。(兵庫県三木市／石井操)