ホステスプロとして大会連覇に挑む

◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前（15日）◇新南愛知CC美浜コース（愛知）◇6502yd（パー72）

「練習ラウンドをしながら思い返していた。自分でもうまくいっていたなと驚くくらい」。前年大会、最終日にノーボギーの9バーディ「63」をマークして逆転優勝を飾った西村優菜が、開幕前日のプロアマ戦で最終チェック。1年ぶりに帰ってきたコースの印象は「昨年に比べてラフが短くなっているので、伸ばし合いになる」と話す。

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「2人とも関西の後輩というか、ずっと一緒にやってきた仲間」。16日の初日は、大阪出身の西村と、メルセデスランキングトップで大阪出身の山下美夢有、前週のメジャー「日本女子プロゴルフ選手権」でツアー初優勝を遂げた京都出身の川崎春花の3人が同組になった。

ジュニア時代には関西ゴルフ連盟（KGU）のイベントなどでも関わりがあった3人。“関西組”でのペアリングに「あしたのラウンドはすごく楽しみですし、美夢有ちゃんもずっと上位で、春花ちゃんも先週勝っているので、自分もその流れに必死についていけたら」と意気込む。

この日は淡いグリーンのウェア

前年の最終日は白のポロシャツに赤のスカートを身にまとって逆転。赤色の優勝ブレザーに袖を通した。「ディフェンディングでもあるし、ホステスでもあるし、いろんなプレッシャーはあるんですけど一打一打頑張りたい。3日間赤のウェアでコーディネートします」。今年はホステスプロとして、大会の特別協賛を務める住友生命のコーポレートカラーで、トーナメントカラーでもある赤色のウェアで戦う。

今季は20試合を戦ってメルセデスランキングは4位と好位置につけている。「本当にしっかり頑張りたい気持ちが大きい。自分の調子がちょっと良くないのがあるけど、自信を持って3日間できたら」と、“トレードマーク”の笑顔を見せた。（愛知県美浜町／内山孝志朗）