出産後初の公の場となった宮里藍さん（中央）

女子ゴルフの元世界ランキング1位・宮里藍さんが12日、横浜市で開催中のジャパンゴルフフェアで、契約するブリヂストンスポーツのイベントに参加した。

昨年12月の出産後、公の場に姿を見せるのは初めてで「今は育児メーンで過ごしている」と近況を明かした。自宅でトレーニングを始め「少しずつ練習に行く時間も確保できている。自分のゴルフとまた向き合いたい」と話したが、現役復帰については「全然そういう意味ではない」と真っ向から否定した。

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横峯さくらや若林舞衣子らツアー参戦を続ける”ママさんゴルファー”について「自分が当事者になって（彼女たちが）すごいことをやっていると身を持って感じている。女性として、社会とつながりながらプロゴルファーとしてやっていくことは難しいと思うけど、今の若い選手も臆せずどんどんチャレンジしてほしい」とエールを送った。

育児に励む一方で「ジュニア大会の活動をやっていきたい。自分も育児をすることで”育成”に関しての視点も変わってくると思う。視野を広げて、できる限りのものを取り込んでいきたい」と今後の活動を見据えた。（編集部・内山孝志朗）