後藤未有がうれしいプロ初優勝を飾った（Ken Ishii/Getty Images)

◇国内下部ステップアップツアー◇かねひで美やらびオープン 最終日（9日）◇かねひで喜瀬CC (沖縄)◇6497yd(パー72)

3打差の単独首位から出た21歳の後藤未有が4バーディ、2ボギーの「70」でプレー、通算9アンダーで逃げ切り、プロ初優勝を遂げた。

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古江彩佳、西村優菜らと同じ2000年生まれの後藤は2018年「日本女子オープン」で首位と3打差の5位で予選通過するなどアマチュア時代から注目を浴び、2019年はナショナルチームを経験。19年末のプロテストは合格ラインに1打足りず、その後はTP単年登録者として試合に出場。2度目の挑戦となる今年6月のプロテストで合格し、ツアーメンバーに加わった。

「今年の目標は、プロテスト合格、ステップ優勝でした。次の目標は、来年のJLPGAツアー出場へとつなぐことです。今回の優勝で、ファイナルQTから出場できるようになった。ステップ残り2試合とも勝ちにいきます。勢いをつけて、ファイナルQTに臨みたい」と目標を上方修正した。

9位から出た小野祐夢が「67」をマークして通算7アンダー2位に入った。2位で出たレギュラーツアー1勝の藤田光里は「70」で6アンダー3位だった。

通算4アンダー4位に井上りこと石川怜奈が入った。通算3アンダー6位に佐久間綾女、小倉彩愛、服部真夕。

国内初の姉妹で2試合連続優勝をした岩井ツインズは、妹の岩井千怜が「71」で回って通算2アンダー9位。姉の岩井明愛は「75」で通算2オーバー26位に終わった。

＜主な最終成績＞
優勝／－9／後藤未有
2／－7／小野祐夢
3／－6／藤田光里
4T／－4／井上りこ、石川怜奈
6T／－3／佐久間綾女、小倉彩愛、服部真夕
9T／－2／岩井千怜、西木裕紀子