課題を胸に攻略なるか

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目（5日）◇ヨネックスCC（新潟県）◇6435yd（パー72）

「優勝争いは自分の中で課題がある。その課題にしっかりと向き合って自分自身と戦っていけるように頑張っていこうと思います」と三ヶ島かな。3バーディ「69」でプレーし、通算7アンダー2位に浮上した。

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「2番から4番までピンチだったけど、そこをしっかりとくぐり抜けることができた」。5番では179ydから4UTで3mにつけて最初のバーディを奪い、「攻めるかどうか迷ったときにしっかりと取れた」と拳を握った。

苦い経験を積んできた。2018年「樋口久子 三菱電機レディス」では初日から首位を守るも、最終日に「74」と落として3位。19年「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」は5位で最終日を迎えるも、「81」をたたいて36位に終わった。

安定したプレーで初優勝を狙います

「やっていることは間違っていないと思っているけど、それが結果につながらなくて。自分で自分の首を締めている感じ」。今季もトップ10が3度。届きそうで届かないツアー初優勝に何度も悔し涙を流してきた。

今大会の2日間を通じてのパーオン率は81％、1ラウンド当たりの平均パット数は27と安定している。2打差逆転でのツアー初優勝へ「課題？それは秘密です」と笑顔で煙に巻いた。（新潟県長岡市／玉木充）