鈴木愛はプロアマ戦でコースを確認した

◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前情報（8日）◇札幌国際CC島松コース（北海道）◇6531yd（パー72）

前週「AIG全英女子オープン」で予選落ちを喫した鈴木愛はプロアマ戦で最終調整。同大会で日本勢としては42年ぶりに海外メジャー制覇を果たした渋野日向子について「流れや勢いもあったし、すごいと思います。もちろん、うらやましいが悔しいなっていうのが100倍上回る」と力を込めた。

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ラウンド中にお菓子を食べたり、笑顔を見せながらプレーする渋野だが「私は私のプレースタイルがあるし、比べちゃいけない。彼女がニコニコしているからといって、自分はそのスタイルにはしない」。国内女子下部(ステップアップ)ツアー2勝、レギュラーツアーでは2014年「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」から12勝とトータル14勝を積み上げてきたプライドもある。

最新（5日付）の世界ランクでは日本勢2番手から、14位の渋野に抜かれて3番手（29位）に後退した。2020年東京五輪出場に向けては原則として、世界ランクで日本勢2番手以内になる必要があるが「（選手決定の20年6月末までに）ここから5勝はしないといけない」と目標をかかげる。

6月「ニチレイレディス」に続く今季4勝目を目指し、「グリーンが重いのでしっかりと打ち切れれば大丈夫。ちょっとずつ良くはなっている」と初日を見据えた。（北海道北広島市／玉木充）