石川遼（右）は1ボギーの「71」でプレーし通算3アンダー5位に後退した

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目（1日）◇東京よみうりカントリークラブ（東京）◇7023yd（パー70）

晴天の週末、最終組の石川遼が大勢のギャラリーを引き連れ、首位と4打差の2位タイからスタート。バーディなしの1ボギー「71」でプレーし、通算3アンダーで5位に後退した。

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ギャラリーからは何度もため息が漏れた。前半5番でピン奥1.5m、続く6番（パー5）では1ピンのチャンスにつけたが、パットはカップをかすめるばかり。後半10番でのバーディパットも外すと、ついにはひざを折ってうなだれた。

流れをつかめず迎えた11番ではティショットを左に大きく曲げ3オンがやっと。3mのパーパットの前にはギャラリーからの雑音で仕切り直し。集中力が途切れたのか、この日はじめてボギーをたたいた。

2015年以来、3年ぶりとなる大会2勝目を目指す最終日。首位から3打差に10人がひしめく展開に「誰が勝つかわからないです。人数が絞られていない分、かなりシビアな戦いになる」と表情を引き締めた。（東京都稲城市／柴田雄平）