2018年 日本ツアー選手権森ビル杯

片山晋呉がツアー出場を自粛へ プロアマ問題を謝罪

2018/06/15 13:55
片山晋呉

5月末の「日本ゴルフツアー選手権 森ビル杯」のプロアマ戦で、同伴ゲストに不適切な応対をしたとされる片山晋呉が当面の間、ツアー出場を自粛することを決めた。15日(金)に自身の公式ホームページで、謝罪の言葉とともに明らかにした。

大会を主催する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は今月6日、今回の問題を公表した。関係者によると、開幕前日のプロアマ戦で同伴競技者のひとりが片山の応対に気分を損ね、1ホールを終えてプレーを断念。片山は「私の行動により、同伴ゲストの方々に不愉快な思いをさせてしまい、その結果、皆様に多大なご迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます」とコメントを記した。片山は8日にはゲスト、13日に大会特別協賛社の「森ビル」に直接謝罪したという。

詳細については現在、外部弁護士を含む調査委員会が事実関係や経緯を調べており、調査結果の公表を経て、今月中に懲戒・精査委員会を開いて処分を検討。理事会で決定する運びとなる。「私としては、当該調査に全面協力させて頂くとともに、機構の決定を真摯に受け止める所存でございます」としている。

その一方で「私は、今回の件について、皆様に対して謝罪と反省の意を示すとともに、自らを深く振り返る時間を持つべく、自らの意思として、当面の間、トーナメント出場を自粛させて頂くことにいたしました」と、JGTOの決定に先んじて次週の「福島オープン」以降の出場を見送る考えを示した。

復帰時期は未定。「この自粛により、新たに関係各位の皆様にご迷惑をおかけすることになることも十分認識しておりますが、何卒、ご容赦いただければ幸いです。申し訳ございません。繰り返し恐縮でございますが、この度は、本当に申し訳ございませんでした」と結んだ。

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