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石川遼61位発進も「このままずっとやっていたかった」

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 初日(13日)◇狭山ゴルフ・クラブ(埼玉)◇7208yd(パー70)◇ スコアカードに記されたのは、5つのボギーと13個のパーだった。ノーバーディ。結果だけを見れば5オーバー61位と決して満足のいくものではなかったはずだが、ホールアウト後の石川遼の表情は笑みすらたたえていた。

「今日は本当に楽しかった。すごく時間が掛かったけど、ずっとやっていたいなというくらい楽しい時間だった。“まだ6番”、“まだ7番”って思ったときに、“まだこれだけ、この3人でプレーできるんだ”って思うことはあった」。

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石川ですら、初めて大会初日に1万人を超えた大ギャラリーに緊張は隠せなかった。大歓声に包まれたスタートホールの1番ホールでは、アダム・スコット(オーストラリア)と松山英樹がティショットをフェアウェイに置いたあと3番手で登場。1Wを大きく左に曲げて「ファー!」と叫んだ。

だが、林の中で石川は冷静だった。右横のフェアウェイに戻す--というギャラリーの空気の中、「雰囲気とか弱気にならないように、という戦いだった」と、前方グリーン方向に陣取る大勢のギャラリーたちに移動を呼びかけ、9Iで幅10ydもない木と木の間を通してグリーンオン。ドラマチックな2パット・パーで一番の喝采を沸き起こした。

「コースがただでさえ難しいので、スコアのことを考えるとどんどん難しくなる。自分ができることをやろうと思った」。その後は5つのボギーを叩いたが、体の違和感を理由に前日の練習ラウンドを取りやめた不安はまったく感じさせず、ホールアウト後は「体調は100%」と大きくうなずいた。

終盤17番ではアイアンショットに手応えを見出した。「ああいうアイアンショットが打てれば、5mくらいには付けられて、それをいくつ決められるかというゴルフができる。明日以降に繋げていきたい」。難セッティングを舞台にした4日間の戦い。まだ始まったばかりだ。(埼玉県入間市/今岡涼太)

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