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賞金王・松山英樹「結果は100点以上」の実感

日曜日になって初めて昨年大会を上回ったギャラリー数7,100人は、史上初の快挙に挑む21歳への期待の表れそのものだった。「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」最終日、晴天に恵まれたKochi黒潮CCで、今季4勝目と史上初のルーキー賞金王を確定させた松山は、18番グリーンで行われた表彰式で、何度もつっかえ、それでも笑顔を挟みながら、いまだ初々しい優勝スピーチを行っていた。

キャディの進藤大典さんは言う。「今日はダメだと思いましたね。(池田)勇太さんの調子が良かったし、英樹もあまり良くなかったから」。同組で回る池田勇太が、1番からの3連続バーディで一気に追いつき、8番までに計5つのバーディを奪って通算13アンダーまで伸ばした。8番をボギーとして通算10アンダーに後退した松山は、スタート前の2打リードから一転、あっという間に3打のビハインドを背負う立場となった。

「でも、8番が終わってスイッチが入ったみたいです。『ここから行きますよ』みたいなことを言っていましたから」と進藤さん。松山本人は「負けるときは負けるし、勝てるときは勝てる。3打差がついて落ち着いたというか、切り替えることはできましたね」と、このギアチェンジを表現した。

直後の9番で、3I、PWとつないで1メートルを沈めてバーディを奪うと、続く10番(パー5)ではアプローチを1.5メートルへ運び、12番では9Iの2打目をピンそば50センチに突き刺した。池田まで1ストロークに迫った。左手のひらに抱えた痛みから、ショットで手を離す場面が頻発し、薬で違和感を消す努力をしていた。でも、「消えなかったすね」。松山はただ戦い続けた。

「我慢すれば、どこかでチャンスが来ると思った」という松山に、池田が根負けした。16番でカラーからのファーストパットを2メートルショートしてボギーとすると、続く17番もファーストパットを打ちきれずに3パットのボギー。東北福祉大学の先輩は、失意のグリーンで天を仰いだ。

1打リードで迎えた最終18番(パー5)、4メートルのバーディパットを外した松山だったが、ウィニングパットはタップインの距離。4日間で最後のカップ音を響かせると、「あの距離ですからね」と派手なガッツポーズは封印し、キャディと力強く抱き合って達成感を分かち合った。

2013年の賞金王タイトルと、ルーキーとしては史上最多タイとなる年間4勝目を達成した。16試合での年間獲得賞金2億円超えは、ツアー史上最速だ。松山は「結果は100点以上」と記録ずくめの1年を振り返りながら、「でもここで満足したらメジャーでの優勝はない」と続け、心に決めた目標を見失うことはなかった。

とはいえ、優勝インタビューで思わず飛び出したのも、今の偽らざる実感かもしれない。

「1年間どうもありがとうございました。あ、まだか!(笑)もう1試合ありますけど、どうもありがとうございました」。(高知県芸西村/今岡涼太)

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