1年ぶりの日本国内ツアーに参戦する今田竜二

昨年、脇腹痛などで満足のいく結果を残せずPGAツアーのシード権を失った今田竜二。今季はPGAツアーに7試合、下部ツアーのウェブドットコムツアー10試合に出場を果たしたが、来季のPGAツアー出場資格を掴むことができなかった。

その今田が昨年の「アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン」以来1年ぶりに、国内男子ツアー「コカ・コーラ東海クラシック」に参戦する。大会前日のプロアマ戦に出場した今田は「体調は問題ないですね。今季は苦しいシーズンでしたが、1打1打頑張ってやっていくしかない」と、気を引き締める。

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米ツアーでは8月末まで試合に出場したが、9月は「休んでいました。ほとんど家にいましたね」と、米国の自宅で1ヶ月間リフレッシュしてから日本に戻った。「日本では（推薦で）あと4、5試合に出るつもりです」と話す今田に「日本ツアーも視野に入れているのか」と質問すると「やっぱり向こうで続けたいですからね。来年はウェブドットコムツアーには出られるので、基本的には米国です」と答えた。

米ツアーのシステムが今年から変更になり、ウェブドットコムツアーで上位に入ることが出来れば、2014－15シーズンにはPGAツアーに復帰することも可能になる。「ウェブドットコムツアーも、米国以外での試合もありますので、目の前の試合だけではなく、長い目で考えて試合のスケジュールを組み立てたい」。今回の日本ツアー出場も含め、来年11月から始まる米ツアーに向けた調整が始まった。

今大会に向けて「優勝争いをして、いい成績を残したいです。招待していただいたので、少しでも試合を盛り上げることができたらと思います」と、復活の足がかりを掴もうとしている。（愛知県みよし市／本橋英治）