混戦を制し、チャレンジツアー初勝利を手にしたK.T.ゴン ※画像提供：JGTO

福岡県糸島市にある芥屋ゴルフ倶楽部で行われたチャレンジツアー第6戦「LANDIC VanaH杯 KBCオーガスタ・チャレンジ」の2日目。初日に日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りと、第2ラウンドが行われ、2ラウンドを共に「69」で回った韓国のK.T.ゴン（権奇澤）が、通算6アンダーとしてチャレンジツアー初優勝を飾っている。

週末の日曜日、七夕に31歳の誕生日を迎えるゴンは、釜山・ケークン高校の出身。その後、東北福祉大に留学して、04年の日本学生ゴルフ選手権で優勝するなどアマチュア時代から頭角を現していた。05年にプロ転向を果たしてからは、チャレンジツアーを主戦場としてきたが、今年念願の初優勝を勝ち取った。

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第1ラウンドを終えて、首位と2打差の5位タイにつけていたゴンは、伸び悩む上位を尻目に前半「34」、後半「35」と安定したプレーでスコアを伸ばし、5人がひしめく2位タイグループから1ストローク抜け出してゴールラインを走り抜けた。

通算5アンダーの2位タイには近藤啓介、正岡竜二、藤島豊和、稲森佑貴、高橋竜彦の5人が続き、通算4アンダーの7位タイにはアマチュアの和田章太郎と、川根隆史、岩井亮磨が入った。

今季6試合を終えて、翌年のレギュラーツアー出場権が与えられるチャレンジツアー賞金ランキング1位には張棟圭が君臨。また、年間3勝を挙げるとその年の残りのレギュラーツアー出場権を獲得できるが、ここまで6試合はすべて違う選手が優勝を飾っている。

＜上位のスコア＞
優勝 ?6 K.T.ゴン
2位タイ ?5 近藤啓介、正岡竜二、藤島豊和、稲森佑貴、高橋竜彦
7位タイ ?4 和田章太郎（アマ）、川根隆史、岩井亮磨
10位タイ -3 藤島晴雄、石川裕貴、眞田雅彦