＜第1戦 東建ホームメイトカップの会場から＞

約3ヶ月と、例年より1ヶ月長いオフシーズンを経て、いよいよ、2003年ジャパンゴルフツアーが開幕する。

東建ホームメイトカップは今年、三重県の東建多度CC・名古屋に会場を移し、選手たちは、この1年を占う大事な一戦に挑む。

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その中でも、本番前から威勢が良いのが、今年、56歳を迎えた尾崎将司だ。

「今年、ジャンボの第3黄金時代を築くつもりだよ」と言い切ってニヤリ。

「この不甲斐ない2年間」を反省し、気合いを入れなおして取り組んだオフシーズン。その仕上がり具合にかなりの自信を持っているようだ。

ファンの期待の大きさも、いっそうジャンボを奮い立たせる。

東建ホームメイトカップのオフィシャルホームページ上で行われている優勝者当てクイズ。当たれば100万円が当たるこのアンケートで、ファンからの応募が、開幕直前の現時点でもっとも多かったのが、尾崎だった。

それを伝え聞いた尾崎は途端に相好を崩し、「みなさん、良く分かっていらっしゃるね」と、気持ち良さそうに笑ってから、「・・・始まる前からそんなに期待されているなんて、選手としてほんと、素直に嬉しくなるよ」とうなずいた。

この開幕第1戦を、「2003年の“ジャブ”にしたい」と尾崎。
新シーズンも不屈の闘志で挑む。

※日本ゴルフツアー機構が発刊しているメールマガジン(プレーヤーズラウンジ)より転載しています。

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