正確なショットでスコアを伸ばし2位タイに浮上した金庚泰

国内男子ツアー「～全英への道～ミズノオープン」の2日目、2アンダー30位タイからスタートした昨年の賞金王キム・キョンテ（韓国）が、首位と2打差の通算6アンダー2位タイに浮上してきた。

全米オープンを4日間戦い、石川遼と同じ30位タイで終えた。そして火曜日に日本に到着し、水曜日はプロアマ戦をキャンセルしてコースで軽い調整を行った。「水曜の夜は8時30分に寝て、朝6時までしっかりと眠れた。でも昨日は3時30分に目が覚めてしまって」と話すキョンテは、この日前半に4バーディを奪うが、後半は全てパープレーで終了。

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「今日、前半は大丈夫でしたが、後半に入って疲れも出てきました」と、長旅の疲れが残っていることを打ち明ける。そんなキョンテが今大会でJFE瀬戸内海ゴルフクラブに来たのは今回が初めて。「ここは本当に日本のコースですか？」と初めてコースを見た水曜日にはびっくりしていた。

そして2日目のラウンドを終えて「バンカーはスコットランドとは違いますが、その他は同じ雰囲気。全米オープンを戦った翌週に、全英オープンに来ているかと思いますね」と、改めて感想を語った。

既に今季の全英オープン出場が決まっているキョンテは、今大会で上位に入らなくても全英には行けるが、同じ雰囲気の中で仮想全英オープンとして7月の本大会への予備練習を兼ねて戦っている。【岡山県笠岡市／本橋英治】