カメラマンに囲まれ、驚きつつも嬉しそうな表情を見せる薗田峻輔

「～全英への道～ミズノよみうりクラシック」2日目を終えて、ツアー、チャレンジ含めて自身初となる単独首位に立った薗田峻輔。大会3日目のキャンセルは、そんな薗田にとっては追い風となりそうだ。

第3ラウンドがキャンセルされた今大会、優勝の行方は明日行われる18ホールで争われる。「朝から（会場に）来ていて、雨が強いし、雨が抜けても霧が出ていて…。やっぱりゴルフは晴れの中でやりたいから、苦しい1日になるより今はほっとしています」。中止が決まり、薗田は素直に心中を吐露した。「（優勝の確率は）30％位、上がったんじゃないですかね。最初が何パーセントかは分からないですけど（笑）」。

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これまでの自己ベストフィニッシュは15位タイ。トーナメントリーダーとして最終日を迎えるのは、もちろん初めての経験だ。「明日、自分にどれくらいプレッシャが加わるか分からないですが、こんなに早く、こういう所で戦える経験が出来るのは、今の僕にとってはありがたい、大切、貴重な経験だと思います。結果どうこうではなく、18ホールを楽しくプレーして終えたいです」。

石川遼の2学年先輩で、石川がお兄さんと慕う存在。明日ツアー初勝利を飾れれば、セントアンドリュースで開催される今年の「全英オープン」出場権も手に入れられるビッグなタイトルとなる。