17番で4連続バーディを決めた金庚泰

国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」で、2日目に通算11アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に立った金庚泰（韓国）。3日目もスコアを4つ伸ばし、通算15アンダーと2位に6打差まで差を広げ、日本ツアー初優勝に王手をかけた。

「前半はちょっとミスがあっただけ」と冷静に振り返る金。前半は8番パー3でバーディを奪ったが、それ以外は全てパープレーで後続の選手たちとの差がじわじわと縮まっていった。しかし、終盤に入り14番でバーディを奪うと、ここから4連続バーディを奪取。

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17番で3mのバーディパットを決めた瞬間、普段表情をほとんど変えず、態度も冷静な金が右手のこぶしを握り締め、力強いガッツポーズを作った。

これまでにも優勝のチャンスはあった金は「今まで、最終日最終組で逆転負けをしているので、明日は今日までの3日間と一緒。同じことをやるだけ」と、最終日に向けて、冷静さを保とうと考える。6打差は大きなリードではあるが、今回のコースは、はまればビッグスコアも出る可能性もある。しかし、残り18ホールを冷静に戦いさえすれば、金が逃げ切る可能性は高い。

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