2026年 日本オープンゴルフ選手権競技

JGA主催試合と相性良し… 岡田晃平は「人よりも難しいのが好き」

2026年 日本オープンゴルフ選手権競技 3日目 岡田晃平
岡田晃平はアマチュアのエリート街道を歩んできた

◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 3日目(17日)◇タラオCC西C (滋賀)◇7411yd(パー70)◇晴れ(観衆2373人)

2016年に日本ジュニア、2022年に日本アマ、そして2023年には日本オープンでローアマチュアを獲得した。日本ゴルフ協会(JGA)が主催するアマチュアの『日本タイトル』を、次々と獲得してきたのが岡田晃平だ。「JGAさん主催の試合は相性がいいのかな。人よりも難しいのが好きってことかなと思いますけど」。そんなツアー参戦3年目の24歳はいま、日本最高峰のタイトルを目指して戦っている。

2026年 日本オープンゴルフ選手権競技 3日目 岡田晃平
浮上のムービングデー

ムービングデーと呼ばれる第3日に、3つスコアを伸ばして上位争いに加わった。4番(パー5)でバーディを先行させ、8番で残り195ydの第2打を50cmにぴたり。15番で唯一のボギーを叩いたものの、実測222ydの17番(パー3)では5Iを手にフェードの球筋で5mに乗せてスライスを読み切ってバーディを奪った。4バーディ、1ボギー「67」で13位から通算7アンダーの6位に浮上。「ティショットは良くなかったけれど、そこからの組み立てが上手くいっている」と納得の1日にした。

今シーズンはここまで思うような結果を残せていなかった。ここまでの15試合でトップ10入りは、5月の国内メジャー「日本プロ」(7位)だけ。それでも我慢強く、続けてきたのが来季を見据えたスイング改造だった。課題は、多すぎるスピン量。それを適正値まで落とすため、「手がすごく(体の)近くを通す意識に変えた。すると、パットを含めてちょっと狂ってしまった」。新しい動きを自分のものにするまでには、試行錯誤の時間が必要だった。それでも少しずつ形になり、スピン量は300~400回転減少。ようやく適正値に収まってきた。現在は、パットを含めたゲーム全体とのアジャストを進めている段階だ。

2026年 日本オープンゴルフ選手権競技 3日目 岡田晃平
日本OPと日本アマの二冠達成者は過去3人しかいない

1週前には、貴重な時間も過ごした。国内唯一のPGAツアー「ベイカレントクラシック」(神奈川・横浜CC)の練習ラウンドで、松山英樹の練習ラウンドに同行させてもらった。高知出身で明徳義塾高から東北福祉大に進み、松山と同じ道を歩んできた。自ら連絡を取り、憧れの先輩とロープ内を歩きながら、その一挙手一投足を目に焼き付けた。「いい刺激をいただきました」と迎えた舞台だった。

2026年 日本オープンゴルフ選手権競技 3日目 岡田晃平
大舞台でこそ結果を残したい

トップとは6打差でラスト18ホールを迎える。「もちろん優勝したいけれど、現実を見ればトップ5にはマストで入りたい。グリーンも硬くなってきているし、丁寧にやれば順位が上がるんじゃないかなと思う。最終日はスコアが伸びないイメージなので、自分が頑張ればいいことがあるかな」。日を追うごとにグリーンは硬さを増し、ピン位置も相まって平均スコアは上昇してきた。難度が増す最終日こそ、「人よりも難しいのが好き」という24歳の真骨頂だ。(滋賀県甲賀市/中村文香)

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