2026年 シンハン ドンヘ オープン

ブリヂストンの新アイアン「200CB+」がどハマり 砂川公佑が好位置で決勝へ

2026年 シンハン ドンヘ オープン 2日目 砂川公佑
優勝を狙える位置で週末へ

◇日韓共催◇シンハンドンヘオープン 2日目(11日)◇ジャック・ニクラスGC(韓国)◇7502yd(パー72)

チャンピオンコースのレイアウト、7500ydを超える飛距離、地面が軟らかい独特な洋芝、アンジュレーションの強いグリーン…、日本ではなかなか経験しないコースに手こずる選手が多い中で、2日間を終えてトータル6アンダー、4打差で優勝を狙える位置につけたのが砂川公佑だ。

2026年 シンハン ドンヘ オープン 2日目 砂川公佑
キャディとの会話は入念

「今週のコースはグリーンのピンが切られている面にしっかり乗せないと簡単にボギーを打ってしまうため、アイアンでの狙い所をキャディと相談しながらプレーしています」。この日6バーディの要因をそう淡々と話した。

出だしの10番、11番と共に5m近くにつけてバーディ、15番パー5では3打目をウェッジで1mに寄せてバーディ。18番のパー5もグリーン奥の難しいピン位置だったが、こちらも「ピン右横6mの上りのスライスにつけました」とまさにグリーン面を意識した狙い通りの攻めでバーディを奪った。

2026年 シンハン ドンヘ オープン 2日目 砂川公佑
ソールがラウンド気味の200CB+

他の選手が手こずる洋芝に関しても、「夏場に北海道に行っていたので、そこである程度感覚はつかんでいました。でも、こっちに来るまで今週が洋芝って全然知らなかったです」とあっけらかんと話す。加えてアイアン好調の大きな要因となっているのが、7月から投入したブリヂストンの新モデル「B-FORGED 200CB+」だ。同アイアンのラインアップには「100CB」もあり、男子プロは後者を使う選手が多いが、砂川は「200」を選んだ。

「『200』は『100』に比べて丸みのあるソールで、自分にはそれが良かった。バウンスの当たった感触と抜けの良さがハマりました」と、今週のボールが沈む芝にもラウンドソールが利いている。さらに「データをとっても、なぜか100より200のほうがスピンが入っていました。今年8月の芥屋GC(Sansan KBCオーガスタ)はめちゃくちゃグリーンが硬かったんですけど、それでも止まってくれた」と試合を戦うほどに、自信を深めている。

2026年 シンハン ドンヘ オープン 2日目 砂川公佑
テークバックの上げ方を変えて好調なパッティング

好調なのはアイアンだけではない。「しっかりヒットできていて、いい転がりができている」とパッティングも好調だ。大学の後輩でもあるパッティングコーチの須藤大和氏からアドバイスを受けた。具体的には「テークバックでフェースがオープンになっていました。それを開かないように上げるというか。ただそれだけなんですけど、結構転がりが良くなった」と、このクラスの選手は、ちょっとした気づきが大きな変化となる。

「自分の強みはオールラウンダーなこと」と言い切る。もともとウィークポイントだった飛距離に関しても「昨年の後半戦から伸び出している」と死角はなくなってきた。「今年の目標は二つ。初優勝が一つで、もう一つはランキング30位以内に入って最終戦のJT(12月3日開幕/ゴルフ日本シリーズJTカップ)に出ること。優勝できない時でも、ちょっとでも上に残れるように意識して戦っています」

「3日目にもうちょっと伸ばして、いい位置に行けたら全然優勝できると思う。最終日にチャンスが来た時にしっかり攻めていけるように準備したいです」。そう語る目はキラキラしていた。(韓国・仁川/服部謙二郎)

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