2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント

左手首痛で練習ナシ ポイントランク1位の細野勇策「ビックリ」の11アンダー

2026年 Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 3日目 細野勇策
左手首を痛めながら驚きのビッグスコアで浮上(c)JGTOimages

◇国内男子◇Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 3日目(29日)◇芥屋GC(福岡)◇7293yd(パー72)◇晴れ(観衆6949人)

開始2ホール目で5mのバーディパットが決まっても、“予感”は全くしなかった。4つ伸ばして迎えた折り返しの18番(パー5)、4Iで2オンに成功し7mのパットを沈めてイーグル。後半インでさらにバーディを5つ重ねた細野勇策は驚きのままホールアウトした。

大会コースレコードを2ストローク更新する圧巻の「61」(1イーグル9バーディ)。45位タイから“裏街道”を進み、首位と2打差の通算15アンダー3位に急浮上した。「特別、攻めたわけでもなく、パットが入ってくれれば…という意気込みだった。グリーンで苦労する試合だったので結構ビックリです」と言うのには別のワケもある。

オープンウィークが続いた7月末、左手首に痛みを覚え、今大会はサポーターを巻いてプレーしている。大事を取って事前の練習ラウンドもしなかった。「ギリギリまで出るかどうか悩んだ」ほど。61は2023年の「東建ホームメイトカップ」第2ラウンドに並ぶ18ホールの自己ベストでもあり「出て良かったですね」と笑った。

5月の国内メジャー「日本プロ」で待望のツアー初勝利を飾ったレフティは、会心と言えそうな一日を「もっと納得するラウンドはいっぱいあるかなとは思います」と、ひたすら冷静に振り返るばかり。「でも、なかなかそれとスコアが一致しない。3アンダーでもきょうよりも納得できる日は多い」のがゴルフの本質でもある。

年間ポイントレース1位のまま迎えた中盤戦。「(シーズンは)まだ半分も終わってない。1勝がメジャーだったのが効いているだけかなと思うので。これからもっと良い順位を積み重ねていけたら」。あすの最終日もチャンスのひとつに違いない。(福岡県糸島市/桂川洋一)

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