尾崎将司さんの“AI音声”で選手を激励 追悼大会で72種類のメッセージ
◇国内男子◇~ジャンボ尾崎追悼大会~ ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント 事前(19日)◇草津CC (群馬)◇6690yd(パー72)
1カ月半ぶりに再開する国内男子ツアーは、昨年末に78歳で亡くなった尾崎将司さんの追悼大会として開催される。セレモニーを催す予定はないが、18ホールの全ティイングエリアに尾崎さんの巨大パネルを設置。それぞれ尾崎さんの肉声を使用したAI音声が流され、激励を込めたメッセージで選手を鼓舞する。
コメントは事前にコースを下見していた長男・尾崎智春氏が監修。弟の二男・尾崎健夫と三男・尾崎直道と意見を交換しながら「ホールごとにジャンボ尾崎だったらこういうことを言うだろうな、という言葉を考えました」という。コメントは18ホールで4日間それぞれ異なる全72種類を用意。音声操作は全パネルに付くスタッフが担当する。
智春氏は最も“ジャンボらしい”言葉として、最終日の最終18番(パー5)で流される『心眼を極めよ! これがジャンボ尾崎の真骨頂だ!』を挙げた。「“心眼を極めていけ”は本当に(尾崎さんが)言っていた言葉。最終日の最終ホールに親父がコメントするなら、こんな感じかなと」との思いで、優勝を争う勝負どころで選手に届ける言葉を決めた。
そのほか1番と10番のティイングエリア後方には、ギャラリーが自由に撮影できる尾崎さんの等身大フィギュアを設置。また、大会期間中に最もバーディを獲った選手に100万円、イーグル以上を記録した選手に50万円が『ジャンボ尾崎賞』として贈呈される
尾崎さんは晩年のプロ生活をISPS(国際スポーツ振興協会)のインターナショナルアンバサダーとして過ごした。死去後に初めて迎える主催大会。智春氏は「レギュラーツアーで追悼大会をやっていただけることにものすごく感謝しています」と述べた。(群馬県草津町/塚田達也)