子供たちだけではなく、石川遼も多くのものを得たイベントとなったようだ

和歌山県の伊都郡かつらぎ町にある紀伊高原ゴルフクラブで19日（金）、石川遼が同町のジュニアゴルファーに向けたレッスンイベントに参加。5年後の2015年に開催される和歌山国体に向け、県全体としたゴルフの底上げを図るべく、指導役として石川の元へオファーが届いたという経緯だ。

イベントには、同市のジュニアゴルフ教室に通う生徒14人が参加。練習場でのアプローチ対決や、5ホールに渡るラウンドレッスンなどをこなした。石川は技術的なアドバイスに加え、ボールをドロップする時の細かなルールや一般的なマナーなども熱心に指導。最初は緊張のためか、石川と距離を置いていたジュニアたちも、徐々に石川との距離を詰め周りを取り囲むようになった。

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子供たちと身近で接したことで、「ジュニアの世界で学んできたことがすごく大事だと改めて感じたし、気分もすごく変わりました」と穏やかな表情。「今は（マスターズを含め）2試合連続で予選落ちをして、絶好調の頃よりも不安や迷いがある状態だけど、今週は僕自身が変われるんじゃないかな、と思います」と、得たものも多かったようだ。

最後には子供たちから勝負運のご利益があるお守りが贈られ、「持っているだけで絶対に勇気が出ると思うので、付けたいと思います」と、14人分の想いが詰まった心強いアイテムも手に。石川は明日20日（火）から第2戦「つるやオープン」の会場である山の原GCに入り、練習ラウンドを行う予定。

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