2026年 ~全英への道~ミズノオープン

米澤蓮がスコアより大切にしたもの 2日連続“不運”の罰打に動じずV争い

2026年 ~全英への道~ミズノオープン 2日目 米澤蓮
「一人の選手として正直に向き合う」。米澤蓮は自己申告により罰打を受け入れた (c)JGTO images

◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(29日)◇ JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7480yd(パー72)◇晴れ時々曇り(観衆1112人)

2日連続のアンラッキーでも、米澤蓮はジャッジを迷わなかった。インから出て11番(パー5)でバーディを先行させて迎えた12番の第2打地点。スイングによりボールが動いたとして、ゴルフ規則9.4(※)に基づき自らペナルティの1罰打を科した。

左のラフから第2打を放とうとスイングを始動させた直後、ボールがわずかに動いたように感じたという。動作を止めて横から確認すると、打つ前よりもボールが沈んでいるように見えた。同組の選手は逆サイドにいて、その場にいたのは本人とキャディの2人だけ。誰も目視できないような状況でも、26歳が大切にしたのはゴルファーとしての誠実さだった。「一人の選手として正直に向き合う。それが一番納得できる」と言った。

初日にも6番で第2打がヤシの木の中に止まり、自身の球と確認できたものの3分を経過してロストとなる不運に見舞われたにも関わらず、である。「動いたと思ったのなら、ペナルティとして、そのあとにすっきりやった方がいい」。気持ちを切り替えたのちのプレーは圧巻だった。14番(パー3)でティショットを3mにつけると、そこから正直者に5連続バーディがやってきた。8バーディ、1ボギーの「65」をマークし、優勝戦線に食い込む通算12アンダーで週末を迎える。

この2日間でたたいたボギーは、いずれもトラブルが絡んだホールでの2つだけ。冷静に受け止め、動じない精神力が光る。「いろんなトラブルがあったけれど、そのあとに落ち着いてプレーできたので良かった」。そう振り返った米澤は最後に「明日、明後日とこれ以上、余計なことが起きないでほしいです」と、いたずらっぽく笑った。(岡山県笠岡市/中村文香)

<ゴルフ規則>

ゴルフ規則9.4(抜粋)プレーヤーが拾い上げた、または動かした球
この規則はプレーヤー(そのプレーヤーのキャディを含む)が止まっている自分の球を拾い上げたり、プレーヤーまたはそのキャディの行動が自分の球を動かす原因となったことが「分かっている、または事実上確実」な場合にだけ適用する。

9.4a
拾い上げた、または動かした球をリプレースしなければならない場合
プレーヤーが止まっている自分の球を拾い上げたり、その球が動く原因となった場合、その球は元の箇所(分からない場合は推定しなければならない)にリプレースしなければならない。

ただし、次の場合を除く:プレーヤーが救済を受けるために規則に基づいて球を拾い上げた場合、または違う箇所にその球をリプレースするために、その球を拾い上げた場合。
プレーヤーがストロークや、そのストロークのためのバックスイングを始めた後に球が動き、そしてストロークを続けた場合。

9.4b
球を拾い上げること、故意に球に触れること、球を動かす原因となったことに対する罰
プレーヤーが止まっている自分の球を拾い上げたり、故意に触れたり、動かす原因となった場合、そのプレーヤーは1罰打を受ける。

この大会の画像をすべて見る

大会関連ページ

広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス