飛ばし屋・出利葉太一郎が貫くドライバーの流儀「自分の限界に挑戦」
◇国内男子◇関西オープン 2日目(15日)◇茨木CC東C(大阪)◇6734yd(パー70)◇晴れ(観衆1347人)
「初優勝を目指す立場なので自分の限界に挑戦する」。距離も短く、フェアウェイも狭い難関・茨木CC東Cでも信念を貫いた。ツアー1位の飛ばし屋(333.08yd)・出利葉太一郎が3バーディ、1ボギーの「68」でプレーし、8位からトップと3打差の4位に浮上した。
「狭いのでいつもよりOBや林は気になるが、ドライバーでいけるところは打っている」。パー3を除いた14ホール中7ホールでキャロウェイ QUANTUM ◆◆◆(トリプルダイヤモンド)MAX ドライバー(10.5度)を握った。17番(377ydパー4)は残り35ydまで運び1.5mにつけてバーディを奪った。
「狭いところでドライバーを打つことで気持ち的にも技術的にもレベルアップする。練習ラウンドで打てても試合での緊張感は何倍も違う。その中でどういうエラーが出るのか、どういう球がフェアウェイにいって自信になるのか」と実戦でも自分を追い込む。
同組で同じく飛ばし屋の河本力がドライバーを極力握らずにスコアメイクする姿も目に入ってくる。「飛ばし屋でドライバーを使わずにマネジメントしていくのはフラストレーションもたまるが、すごいなと感じる」と敬意を払う。一方、自分は自分のプレーに集中した。
昨年12月に米予選会にも挑戦した海外志向も強い25歳は、「スコアや順位が良くなるとなおさらコースが狭く見える。その中でも覚悟を決めてアグレッシブに挑戦したい」と向上心の塊だ。残り36ホールも軸はぶらさない。(大阪府茨木市/玉木充)