2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP

コーチと奥さんの支えでつかんだ特別な1勝 2年ぶりVの米澤蓮を強くしたもの

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 4日目 米澤蓮
周囲の支えを力に変えた米澤蓮

◇国内男子◇前澤杯 MAEZAWA CUP 最終日(26日)◇MZ GOLF CLUB(千葉)◇6652yd(パー72)◇晴れ

終盤に喫したこの日初めてのボギーで、苦い記憶が脳裏をよぎった。米澤蓮は「8月で負けてるし、これは…と思いました」と言う。昨年「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディ取れるんだトーナメント」で通算30アンダーとしながら、比嘉一貴とのプレーオフで優勝を逃した。

単独首位から出たこの日も、キレのあるショットで前半4つバーディを奪いリーダーボードの最上位をキープ。サンデーバックナインの12番(パー5)、13番(パー3)でも連続バーディを奪い後続との差を広げた。危なげない姿に誰もが逃げ切りを予感した。

しかし、17番(パー5)で「やっちまったな」と芯を外したティショットが大きく右へ曲がり、カート道よりさらに右の急傾斜に落ちた。「刻むのも難しい状況」と判断し、2打目は短く持った7番アイアンでフェアウェイに出す安全策を取った。ところが、距離の残った3打目もグリーンを外してボギー。2組前に上がっていたソン・ヨンハン(韓国)にプレーオフに持ち込まれることになった。

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 4日目 米澤蓮
ウィニングパットを決めて表情が和らいだ

「流れ的に正直よくない」状況下で支えとなったのが周囲の存在だ。「ゴルフコーチとしてじゃなく一人の人間として相談できる。年齢とか立場とか関係なく話せるお父さんみたいな存在」。そう話すのは、昨年まで日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームを率いたガレス・ジョーンズ氏だ。「技術面でもメンタル面でも、励ましてくれる時もあるし、『そうじゃないんじゃない?』と言ってくれる」。結果にこだわり過ぎてミスが許せず、自分を責めることが多かったが、同氏の助言を思い出した。プレーオフでは「あんまり自分にプレッシャーかけすぎない。受け流すことが必要」と言い聞かせ、1ホール目のバーディで締めくくった。

2026年 前澤杯 MAEZAWA CUP 4日目 米澤蓮
今シーズンは“新婚さん”としてさらなる飛躍を

昨年末に結婚を発表した。会場に駆けつけた奥さんとも結婚後初の優勝の喜びを分かち合えた。「責任感みたいなものは昔より絶対強いし、ある意味そういう背負うものが増えた方が、個人的にはプレーはいい方向にいくのかな」。周囲の支えを実感して得た3勝目の喜びはひときわ大きかった。(千葉県睦沢町/安平賢太郎)

この大会の画像をすべて見る

大会関連ページ

広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス