LIVと二足わらじのソン・ヨンハン 「日本で出られる試合は全部出て、勝ちたい」
◇国内男子◇前澤杯 MAEZAWA CUP 最終日(26日)◇MZ GOLF CLUB(千葉)◇6652yd(パー72)◇晴れ
通算23アンダーで並んだ米澤蓮とのプレーオフに敗れたソン・ヨンハン(韓国)は、「やっぱり負けると、気分は良くないですね」と唇をかみしめた。2023年「Sansan KBCオーガスタ」以来ツアー3勝目への思いは、延長1ホール目で打ち砕かれた。
2打差を追う最終日は序盤5ホールで4バーディを奪って猛追した。後半も10番、12番(パー5)ととって、2組後ろの最終組にいる米澤とまず一度並ぶ。米澤と2打差で迎えた最終18番では約5mのバーディパットを決めて、ボギーなしの「65」をマークした。「16、17番でバーディが獲れなくて『残念だな』と思っていたら18番で入ってくれて。でもプレーオフまで行けると思っていなかった」。結果的に17番をボギーにした米澤と並び、23年「ACNチャンピオンシップ」以来のプレーオフを迎えたが、2打目でチャンスを作れず、1.5mのチャンスを作った相手に敗れた。
今季はLIVゴルフにコリアンGCのメンバーとして参戦し、日本ツアーと二足のわらじを履く。前週の「メキシコシティ」では元世界ランキング1位ダスティン・ジョンソンと回り、「すごく飛ぶイメージがあったけど、ショットのコントロールがすごかった」と感じた。「僕は距離も足りないのに、飛ぶ人よりも曲がる感じで。みんなすごく上手すぎる」。出場6試合で最高が3月「南アフリカ」の17位とあって、レベルアップの必要性を痛感する。4月に入ってLIVゴルフ存続の危機が報じられたが「何も分からないけど、とりあえず今年はたぶん問題ないと思う。来年も行けるか分からないし、出る試合は全部頑張りたい」とやるべきことに専念する。
次戦は母国で一休みして、5月7日開幕のLIVゴルフ「バージニア」へ。「LIVのシーズンが8月で終わるので、後半戦は日本の試合に全部出る予定。前半戦も出られる試合は全部出たい。次は5月の『日本プロ』だと思う。日本で勝ちたい」と話した。(千葉県睦沢町/石井操)