韓国メディアからも注目の的

◇国内男子◇ハナ銀行 インビテーショナル 事前（14日）◇千葉夷隅ゴルフクラブ（千葉）◇7625yd（パー73）

前週「ASO飯塚チャレンジド」でプロ初優勝を挙げた中島啓太が、日韓共同主管の新規大会に出場する。前週はアマチュア時代から追いかけてきた2歳上の金谷拓実と、3週連続で最終日最終組での優勝争い。プレーオフ2ホール目のバーディで優勝を決め、「2週連続2位で終わっていたぶん、本当にうれしかった」と振り返った。

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プロ初優勝に加え、うれしい出来事がもうひとつ。優勝した11日は、大ファンの巨人・菅野智之投手が今季初登板で初勝利した日と重なった。「菅野投手も復帰初勝利を挙げられたので、連絡させて頂きました」とメールで勝利を祝福しあった。「優勝したら始球式に呼んでいただけるというお話も頂いていたので、夢がひとつ叶うときが来ると思う」と、うれしい知らせが優勝争いの疲れを吹き飛ばした。

雨でさらにグリーンが重そう

「疲れもプレッシャーも少しは感じていますが、最終日のバックナインに向けて集中力を保てるよう過ごせている」と、この日は仲のいい河本力と練習ラウンドを回って調整。韓国メディアからの注目度も高く、今季1勝の蝉川泰果や、昨年覇者のイ・ジュンソク（韓国）らとフォトセッションや記者会見にも臨んだ。

「状態も悪くないので、今週も上位を目指して頑張りたい。同年代の選手も優勝を目指してガムシャラに頑張っているので、みんなで盛り上げていければ」と意気込んだ。（千葉県大多喜町／谷口愛純）