初挑戦の日本オープンで首位タイスタートの野仲茂

国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の初日。4アンダーをマークし首位タイスタートを切ったのは、ツアーでの優勝経験がない山下和宏と野仲茂の2人。今季16試合に参戦し、9試合で予選通過を果たしている野仲は、今大会に「関西オープン」27位という成績で、欠場者が出たための繰り上がりで出場資格を掴んだ。

スタートの1番から3連続バーディを奪い、その後も3バーディ、2ボギーとスコアを伸ばしたが、その秘策は5番ウッドだと話す。「ドライバーだと狙いどころが狭いので、4回しか使いませんでした。あとはほとんど5番ウッドです。日本オープンに出場するのはこれが初めてなので、覚悟してきました。狭いコースにくると調子が良いかもしれませんね」と笑顔を見せた。

スタートからの3連続バーディについては「おかしいなと思っていました。へんだなぁ、出来すぎですね。逆に3連続でボギーを打っても仕方ないというコースなので。首位タイというのは最高ですね。明日予選落ちしないように気をつけないと（笑）」と上機嫌。初挑戦の日本オープンでどこまで上位をキープできるか注目される。