23日（木）に開幕する「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」に出場する石川遼が、22日のプロアマ戦終了後、韓国ツアーの「韓国オープン」に出場することを明かした。日本ツアーのオープンウィークと重なる9月10日（木）から4日間に渡り、韓国のウージョンヒルズCCでの開催が予定されている。

プロアマ戦では、同大会のメインスポンサーを務めるKOLONの李雄烈会長とラウンド。李氏は「韓国でも有名だし、人気も高い。ぜひ活躍して欲しいと思っています」と石川を高く評価。同大会には20歳のロリー・マキロイ（北アイルランド）、18歳のダニー・リーら次世代のスター候補が出場を予定しており、豪華な競演が注目を集めそうだ。同大会は今年で52回目を数え、賞金総額は100万ドル、優勝賞金は30万ドルと高額。過去にはジョン・デーリーやビジェイ・シンらビッグネームが優勝者に名を連ねている。

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韓国に初見参となる石川は、「すごく楽しみです。韓国でプレーして、僕の名前を覚えていただきたいし、色々な国でプレーして多くを学びたい」と、早くもやる気を漲らせる。「李さんには、焼肉をたくさん用意しておくと言われました。韓国語も覚えなければいけませんね」と、未知の国への期待に胸を膨らませていた。

同大会を含めると、石川は8月13日（木）に開幕する海外メジャー「全米プロゴルフ選手権」から「日本シリーズJTカップ」まで、17週間に渡る連戦が続く。「全て出場するつもりです。今後の参考にもなるし、挑戦する価値はあると思います」。日本で、米国で、英国で、そして今度は韓国で遼くんフィーバーを巻き起こす。