2010年 石川遼の漢字一字は『実』

2010年、当時19歳の石川遼

12月12日は日本漢字能力検定協会によって制定された「漢字の日」。「いい字、一字」という語呂合わせにちなみ、1995年から「今年を表現する漢字」として一番多かった漢字一文字を京都の清水寺で発表している。

10年前のこの日、お題を投げかけられた石川遼は「実」と回答した。09年に年間4勝で史上最年少賞金王を樹立して迎えたプロ3年目の10年は年間3勝を挙げた。「フェアウェイウッド、ウェッジ、パターなど全てのカテゴリーでレベルアップができたと思うし、向上心を持ってトーナメントに挑めたし、たくさんの経験もできました。そういう意味で自分には実りのあった一年間でした」と説明した。

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その後、13年に主戦場を米ツアーに移すが、腰痛などによる成績不振もあって17年に出場権を喪失。18年に国内ツアーに本格復帰を果たし、19年「日本プロ」で3年ぶりの復活優勝を飾った。最終的に年間3勝を飾った19年を「泥」。そしてコロナ禍に見舞われた2020年の漢字は「(一年通じて)『風邪をひかなかった』という形で終わりたい」という理由で「健」とした。

世相を表す今年の漢字は14日(月)に発表される予定だ。

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