好調ぶりをアピールした石川遼。前週の予選落ちの影響はないようだ

前週の「The Championship by Lexus」では5試合ぶりの予選落ちを喫した石川遼。今週は、「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場する。プロアマ後の会見で「調子は良い、とはっきりと言える状態です」と言い切った石川。「（予選落ちした週の）土曜、日曜はボールを打たないで素振りばかりをして、チェックポイントを確認しました。かなり良い状態です」と、自信を漲らせていた。

アマチュアで出場した昨年大会は、通算2アンダーの38位タイ。「去年を振り返っても、持っているものを全て出せたと思います。これだけの良いコース、とてもいい経験になりました。昨年より上達したとは思っていますが、今持っている実力をすべて出し切らないと去年の自分には勝てないと思います」と、自らに言い聞かせていた。

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今大会の印象を聞かれ、「開幕前からこのトーナメントは楽しみでした。秋と言えば、このトーナメントへの印象が一番強いですね」と答えた石川。「開幕前から、秋に成果が出ればいいと思ってトレーニングを積んで来ました。このトーナメントまでにはドライバーを絶好調に間に合わせられるかもしれない、と思って練習してきたので、すごく楽しみです。もしかしたら、これまでで一番ドライバーが良い状態で今週を終われるかもしれませんね」。

秋が深まって以降に一段と調子を上げてきた石川。そして開幕前から照準を絞り、ついに迎える今大会。言葉通り、これまで蓄積してきた練習の成果をピークの状態で発揮できれば、再び最高の結果が待っているかもしれない。