「Hot Shot with GDO」の2015年4月のマンスリーゲストには辻梨恵プロを迎え、全4回でお届けする。

大和地所所属。1994年1月28日の21歳。神奈川県南足柄市出身で、13歳からゴルフを始める。2013年からツアーに参戦し、昨年は34試合に出場。「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」「フジサンケイレディスクラシック」では10位タイの成績を挙げた。2015年シーズンはステップアップツアー3勝と、プロテストトップ合格に加え、来年のシード獲得を目標とする。

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第1回 「トレーニングで伸びた飛距離は…」

2月にPRGRブランドのゴルフ用品使用契約を結び、ホステスプロとして臨んだ「PRGRレディスカップ」。今シーズン初のレギュラーツアー参戦だったこともあり、力みが出てしまい、予選を通過できず残念な結果となった。

今年のオフは、埼玉栄高等学校で同級生だった渡邉彩香プロと、沖縄と熱海で合同合宿をおこなった。厳しいトレーニングに取り組み、169センチの長身から放つ豪快なドライバーショットの飛距離はおよそ260ヤードまでのびた。

2013年からTPD単年登録でツアーに参戦してきたが、今年はプロテストを受験し、トップ合格を目指す。今回から最終日が3日間から4日間に変更されたことで、実力が発揮できて有利だと自信をみせる。

2014年PGA ティーチングプロアワードで功労賞を受賞した三觜喜一（みつはしよしかず）氏と、トップ合格を目指してスイング修正に取り組んでいる。好きな歌手は絢香で、試合の前日に大好きな曲「にじいろ」を聞いて、勇気を奮い立たせている。

第2回 「目標に向かって練習あるのみ」

1994年1月28日生まれの21歳。神奈川県南足柄市出身で、ゴルフが上手な父親のすすめにより、13歳からゴルフを始める。ゴルフ部がある高校に入りたいと思っていたところ、中学3年生のときに埼玉栄高等学校から誘いを受け、充実した練習施設や、監督とコーチの熱心さに感銘をうけて入学を決めた。

高校卒業直後にプロテストを受けたが、最終テストで上位に残れず不合格。翌日から1ヵ月後のファーストQT突破に目標を切り替えたことが功を奏し、最終ファイナルQTでは19位と年間30試合以上のレギュラーツアー出場権を手にした。

ツアー参戦2年目は、オフに方針をはっきりと決められずに思うような結果がでなかった。その教訓を生かし、今年の目標を「ステップアップツアー3勝」「プロテストトップ合格」「レギュラーツアーシード獲得」と明確に掲げ、口にはっきりと出すようにしている。あとは目標にむかって、練習あるのみだ。

第3回 「クルマよりトラックマン」

今年からPRGRブランドのゴルフクラブとグッズの使用契約を結んだ。飛距離ものびているし、フィーリングもあっているので試合で結果がでるのが楽しみだ。

昨年、ゴルフ用弾道計測器「トラックマン」を初めて試し、精密な数値による弾道の解析力に驚いた。好きなときに使って自分のスイング改善に役立てたいと思い、欲しかったクルマを我慢して思い切って購入した。

ゴルフウェアは「23区ゴルフ」で、明るい色を着ることが多い。スカートはあまり選ばずに、パンツを履く理由は「強い選手にみられたいから」。普段着はモノトーンや、トリコロールなどシンプルで爽やかなウェアをチョイスしている。スコアが悪かったときのウェアは、次回も試合で着用し、いいスコアでまわることを目指す。自分の弱さに打ち勝って、自信をつけるためで、「ゲンにはかつがれない」のがモットーだ。

第4回 「テラスモールでパンケーキ」

趣味はショッピング。神奈川県在住で、お買い物スポットは辻堂の「テラスモール湘南」がお気に入り。試合の合間に出向いて、洋服やかばんを買ったり、大好きなパンケーキを食べたりして、オフをすごしている。

祖母の影響で、幼稚園から中学生まで、お寺のお茶室で茶道のお稽古をしていた。お茶会では着物を着る機会があるので、日焼けは禁物。美白を保つために、ラウンド中もこまめに日焼け止めを塗るように心がけている。

好きな男性のタイプは？と聞くと、とびきりの笑顔で「福士蒼汰くん！」と答えた。理由は笑顔が素敵で、どんなときでも一緒に楽しく過ごせそうだから。

まわりからは「おっとりしている」と言われるが、実はいろいろなことに興味津々。将来的には海外、しかもヨーロッパを中心にトーナメントで転戦してみたい。自分の考えをもっていて、積極的なプレーでファンを魅了する上田桃子プロに憧れている。まずは今年の目標をクリアし、世界中で活躍するプロになるのが将来の夢だ。