キャロウェイゴルフ（本社・東京都港区）は、オデッセイの新作「Ai-ONE（エーアイ ワン） パター」と「Ai-ONE MILLED（エーアイ ワン ミルド） パター」を11月3日より順次発売する。日本では10月に行われた「ZOZOチャンピオンシップ」の会場でお披露目され、今平周吾や平田憲聖、久常涼らがテストしていた。

目玉となるテクノロジーは、同社として初めてAI（人工知能）を用いて開発したインサートだ。これまではウッドやアイアンのフェースで、スピン量やボール初速を最適化するためAI解析を使用していた。今作ではオフセンターヒット時のボールスピードに着目。裏面に施した複雑な凹凸形状が、打点がトウやヒール側にズレた際のボールスピードの減少を抑え、センターヒット時とオフセンターヒット時で距離の差が出にくい設計となっている。

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「Ai-ONE パター」のインサートはインパクト部分に樹脂、裏面にはアルミを採用し、ヘッド本体に搭載された透明な窓からインサート裏側の凹凸が見える画期的な構造。ブレードタイプではバックフェースから、マレットタイプではソールから、それぞれAIが設計した形状をのぞける。また、樹脂製のフェース面には細かい溝が刻まれており、おなじみの「ホワイト・ホット インサート」に似た心地良い打球感と打球音を実現したという。

一方の「Ai-ONE MILLED パター」はインサート素材に6-4チタンを採用し、フェース面をミルド加工したモデル。裏面はAI設計により、「Ai-ONE パター」とは異なる凹凸形状となっている。各モデル名にはチタン（Titanium）を意味する「T」を付与した。またソールのトウ側とヒール側に約10gのウエートをそれぞれ搭載。ヘッド内部にもタングステンのウエートを配置することで、高慣性モーメント化に寄与し、安定したストロークを生み出す。

「Ai-ONE パター」のヘッド形状は、「#1」「DOUBLE WIDE DB」「ROSSIE S」「#7 S」「#7 CH」の5機種。長さは33、34インチで、税込価格は4万6200円。シャフトは、スチールで90g台の軽量さを実現しつつ、手元側にカウンターウエートを搭載した新開発の「STROKE LAB 90」を装着している。「Ai-ONE MILLED パター」のヘッドは、「ONE T」「TWO T」「THREE T S」「SIX T」「SEVEN T DB」「SEVEN T CH」「EIGHT T S」「ELEVEN T」の8モデル。長さは全モデル34インチのみで、税込価格は6万8200円。シャフトは「STROKE LAB 90」を装着。問い合わせは、キャロウェイゴルフお客様ダイヤル（0120-300-147）まで。