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タイトリストAPにニューモデル

アクシネットジャパンは先頃、都内ホテルで『タイトリスト』、『コブラ』、『フットジョイ』の新製品発表会を開催した。ボールに関する発表はなく、今回はクラブとシューズにフォーカスしている。

『タイトリスト』はアイアンとパター(スコッティ・キャメロン)、コブラはドライバーとアイアン、そして『フットジョイ』は『クラシック』の後継機種となる『アイコン』などが発表された。その中でも注目されたのが、『タイトリストAP2 710』、『同AP1 710』アイアンだ。

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『APシリーズ』の前モデルは、伝統を貫くというタイトリストのイメージを一変、革新性に挑戦したものとして注目されたが、結果はツアープロの使用率の高さ(アクシネットによれば、2009年全米プロゴルフ選手権で11・5%の使用率トップを奪取)もあって、市場でも人気商品となったもの。

今回発表されたのはその第2弾。開発コンセプトは「機能性と美しさ」、「打球感と打球音へのこだわり」、そして「パフォーマンスの向上」の3点だ。

打球感と打球音の向上は、バックフェースに新構造「VIS(バイブレーション・アイソレーション・システム)」を搭載することで達成した。これはアルミニウムプレートとソフトエラストマークッションを一体成型し、バックキャビティに装着。この構造がヘッドを振動軽減させ、クリアな打球感・打球音を繋がるという。『AP1 710』、『AP2 710』ともに採用されたデザインだ。

本格派デュアルキャビティと銘打った『AP2 710』は、トップエッジに丸みをつけたヘッド形状で、振り抜きやすいシャープな印象を与えるもの。また、8番~PWまではバンス角を前モデルに比べて1度少なくした。こういったデザイン性が振り抜きやすさに繋がっているのだろう。ヘッドは軟鉄鍛造。

一方の『AP1 710』は、幅広いゴルファーに対応した複合素材モデルという位置づけ。ヘッドサイズを前作よりもややコンパクトにしたことで、構えた時に違和感が生じないようなシェイプを心がけた。また、フェース上部を薄く、下部をやや厚くした可変フェース厚設計が、高初速・高弾道を実現するというもの。ヘッドはステンレスとタングステンニッケル。

このシリーズでもう一つ特徴を挙げるなら、採用シャフトだ。『AP1 710』のスチールシャフトは「NSプロ950GH」、『AP2 710』は「ダイナミックゴールド」と「NSプロ950GH」となるが、今回はそれに加えてグラファイトシャフトの『タイトリスト・モトーレ』をそれぞれの標準モデルとして揃えた。

「このシャフトはフジクラと共同開発したもので、特徴はキックポイントです。通常キックポイントは先中調子に設定していますが、このモデルは手元にもつけました。それが全体的なしなり感を生み出し、飛距離が出ます。さらにグラファイトシャフトとしては珍しい70g台を採用。この重みが方向安定性や飛距離のバラツキも抑えます」――。

なお、価格は『AP2 710』のダイナミックゴールド装着の6本セット(5~9、PW)が10万3950円、タイトリスト・モトーレ装着の同セットが11万6550円など。『AP1 710』のNSプロ950GH装着の6本セット(5~9、PW)が8万5050円など。3・4・ウエッジの単品あり。



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