2021年2月に発売予定の「スリクソン Zスター ボール」（左）と「スリクソン Zスター XV ボール」（右）

住友ゴム工業（本社・神戸市中央区）は、主力ボール「スリクソン Zスター シリーズ」の最新モデルを2021年2月5日に発売する。前作に続き、「スリクソン Zスター ボール」と「スリクソン Zスター XV ボール」の2タイプで展開する。

両タイプとも、2年前の前作で話題を呼んだ新開発のコーティング材「SeRM（セルム）」を採用。3ピース構造のZスター ボールでは、ウレタンカバーを従来モデルから0.1ミリ厚い0.6ミリにする再設計も加わり、特色とするスピン性能と打感の向上を実現したという。

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国内男子ツアーでは稲森佑貴がすでに実戦投入しており、10月のメジャー「日本オープン」で優勝。「前作よりも明らかにスピン量が増えています。日本オープン最終日最終ホールの3打目も思い切り突っ込めたことでバーディにつながりました」と、大詰めで放った会心の一打を振り返った。

一方、4ピース構造のZスター XV ボールは、新たに高反発助剤をブレンドした「高反発ファストレイヤー大径2層コア」により初速性能がアップ。さらに、ミッド層の硬度を高めることでドライバーの過度なスピン量が抑えられ、より風に負けない強弾道を生むという。

現在はテストを重ねている米国男子ツアープレーヤーの松山英樹は、「ドライバー（ショット）の初速が速いのにアプローチショットでのスピン量も十分。フィーリングや自分が重視しているパッティングの音もイメージ通りで信頼できるボールです」とのコメントを寄せている。

カラーバリエーションは、両タイプともにホワイト、プレミアムパッションイエロー、ロイヤルグリーンの3種類。価格はオープン。問い合わせは、株式会社ダンロップスポーツマーケティング カスタマーサービス部（0120-65-3045）まで。