「南アフリカ航空オープン」で欧州ツアー初優勝を成し遂げた23歳トレバー・イメルマン。2002年シーズンに3度も2位に甘んじたイメルマンだったが、プレーオフの末、貴重な初優勝を遂に手にした。しかし本人は実感がわかなかった様子だ。

トレバー・イメルマン
「翌朝の新聞に自分がトロフィーを抱えた写真が掲載されていたが、信じられない気持ちだった」

その初優勝を称えてくれたのはイメルマンの憧れの人、同じ南アフリカの大先輩、アーニー・エルスだった。

トレバー・イメルマン
「アーニーもメルセデス選手権の3日目を終えて首位という大事な時だったのに、わざわざあんなに忙しい人が私に祝福の電話をくれた。本当に嬉しかった。私のためにエルスが興奮して喜んでいたんだよ」

その「南アフリカ航空オープン」から2週間後、イメルマンは「ダンヒル選手権」であわや連覇優勝のチャンス。残念ながらプレーオフで負けたものの、勢いの持続を見せつけた。そして今週、南アフリカのサンシャインツアー「ディメンションデータ・プロアマ」で再び優勝。3試合で2勝を成し遂げた。この優勝でイメルマンはサンシャインツアー賞金王をほぼ確定的にした。