欧州ツアーのキース・ペリーCEO（右）から名誉生涯メンバー資格を与えられるコリン・モリカワ(Andrew Redington/Getty Images)

◇欧州男子◇DPワールド ツアー選手権 ドバイ 2日目（19日）◇ジュメイラゴルフエステーツ・アースC（UAE）◇7675yd（パー72）

レース・トゥ・ドバイランキング1位で最終戦に乗り込んできたコリン・モリカワは、開幕前日の水曜日に、欧州ツアーの名誉生涯メンバー資格を与えられた。

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これまで総勢57人が同メンバー資格を得ているが、アメリカ人としては、アーノルド・パーマー、トム・ワトソン、ジャック・ニクラス、パトリック・リードに続く5人目となった。

「プロ転向した2年半前には、自分の人生がどうなっていくのか想像も付かなかった」というモリカワ。「いま世界は変化をしているけれど、これが持つ意味はすごく大きい。ゴルフは発展を続けているし、さらに発展させるためにこれは重要なピースになる。プロ転向してから一番のハイライトだよ」と喜んだ。

現在24歳のモリカワは、2019年にプロ転向。以降、「全米プロ（2020年）」、「全英オープン（2021年）」のメジャー2勝を含む、PGAツアー5勝を挙げている。

また、今週を終えてレース・トゥ・ドバイランキングで1位となれば、アメリカ人として初めての快挙となる。「この名誉あるリストに名を連ねることができてとてもうれしい。その一員となり、もし最初のアメリカ人として新たな歴史を作ることができるなら、ゴルフが世界で拡大していることを示せる」というモリカワは、初日を4アンダー5位タイで終えている。