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老いては益々壮んなヒメネス ダーバンで金字塔を

2014/01/09 10:23

50歳を迎えた殆どの人間は、その活動を縮小させる方向へと向かい、その先に退職あるいは引退を見据えることだろう。

しかしながら、ヨーロピアンツアーにて幾多の戦いを制してきたミゲル・アンヘル・ヒメネスはその限りではない。彼は今週南アフリカにて開催されるボルボ・ゴルフ・チャンピオンズへ向け英気を養ってきた。

「5日に50歳になったんだ。ほんの数日前のことだ」とヒメネス。「しかし鏡を覗き込むと、そこには同じ男が映っている。奴は変わっとらんのだよ。現在、私は信じられないくらいに素晴らしいゴルフがプレーできている。まだまだ断然良いプレーができているのだ。飛距離だって前と変わっていない」。そう語るヒメネスは昨年のボルボ・ゴルフ・チャンピオンズをスキーで負った足の骨折の為に欠場していたのだが。

しかしその後、5月に復帰を遂げたヒメネスは、難しい時期を辛抱強く潜り抜け、シーズン終盤には最高の状態を取り戻してリーダーボード上位の常連となるまでになった。先月行われた香港オープンを制して自身の持つヨーロピアンツアー最年長優勝記録を更新したヒメネスは、2014年を自信に満ちた状態で迎えるに至ったのである。

ヒメネスはこう加えた。「昨年は香港での優勝で一年を締めくくり、今は1月初めの週にここへやって来て2014年のシーズンをスタートさせるのだから申し分ない。このボルボ・ゴルフ・チャンピオンズでその年をスタートさせるのは良いのだよ。素晴らしいゴルフコースでコンディションは最高だ」。

前述のスキー事故により選手生命さえ危ぶまれたとあって、当然のことながらヒメネスは現在自身の置かれた状況に至極満足している。「足を折った時、それを受け入れるのは難しかった。あの瞬間、私のキャリアは終わったと思った」と明かしたヒメネス。「しかし、同じ日の午後に膝と骨の権威とも言える素晴らしいドクターの執刀で手術を受け、快方に向かうと告げられたのでモチベーションを取り戻すことができた。その後は回復に励んだというわけだ」

完全にフィットネスを取り戻した今、ヒメネスは今年開催されるライダーカップでの欧州代表チーム入りを狙っている。言うまでもなく、ヒメネスは4年前にケルティック・マナー・リゾートで勝利を収めた欧州チームの中心選手の一人であり「メダイナの奇跡」ではプレーする機会こそなかったものの、副キャプテンとして重要な役割を果たした。

「良いプレーができればチームに選出されると思っている」とヒメネス。「もし実現すれば、私にとってそれが意味する物はとてつもなくデカい。まだ記録は更新できる。そうなれば素晴らしい。自分の持つ最年長記録も更新できたから、また別の記録を打ち立てることができれば結構なことだ」

その大望を果たすには、ヒメネスは先ずツアーで好成績を挙げねばならない。しかし、この老獪な男の行く手には経験豊富なプロたち、そして新たに出現した若き才能の両方が待ち構えている。

2013年サー・ヘンリー・コットン年間最優秀新人賞に輝いたピーター・ユーラインはその後者の筆頭とも言える存在だ。昨年のヨーロピアンツアーを彩った一人であるこの米国の若者は、マデイラ・アイランド・オープンで優勝を飾るなど、24大会に出場し賞金ランキング18位でシーズンを終えている。

そして今、彼は全てのゴルファーが目標とする高額で出場選手の限定された大会に臨むのである。「これは年の初めに目標と定める大会なんだ。

ネッドバンクへの出場を目指し、その上でここへ辿り着こうとする。一年の締め括り、そして幕開けとしては最高だよね」とユーライン。「ボーナスのような大会といは言いたくないけれど、ここに至るまでの道は自分で切り開いた訳だし、一年を通して素晴らしいプレーができたからここにいられる訳だからね」「これらの大会には多くの偉大な選手たちが集うし、そうした選手たちと一緒に大会に出られるんだから、これは完全にご褒美という物だよ」

北米大陸を遠く離れて得た昨年の成果を受け、ユーラインは新シーズンに臨むにあたり非常に高い目標を設定している。「短期的には、世界のトップ50以内に入りたいと思っている。そうすれば二つのWGC大会に出場できるし、マスターズへの道も見えてくる」と語るユーライン。「スケジュール的には、今年自分が何をやってゆくかとても明確なんだ。ここ欧州を主戦場とし、たまに米国で戦うといったところだね。今年は良いスケジュールになるよ。昨年よりちょっと流れがあって、地元にもっと帰れるようになるから、そういう意味で良いんだよ」。

ユーラインとヒメネスの間には26年間という歳月が隔たっている。しかし、彼らの目標は全く変わらない。それは、勝つことであり、更に勝つこと、である。

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