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2021年 オーストリアオープン
期間:04/15〜04/18 場所:ダイヤモンドGC(オーストリア)

「君はまだ終わっちゃいない」心の声で復活 世界トップ50入り狙うジョン・キャトリン

4年半前、ジョン・キャトリン(米国)はプロとしてゴルフを続けるかどうか熟考していた。それがいま、ヨーロピアンツアー3勝の選手となり、世界ランキングのトップ50入りを目指している。

キャトリンのヨーロピアンツアーにおける勝利への道程は、典型的なパターンとは大きく違っていた。

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今でこそ、苦心の末にアジアンツアーで複数回優勝し、ヨーロピアンツアーへの道を切り開いたことで知られているが、成功する直前まで、すべてを諦めようとしていたのである。

2016年当時、キャトリンはカナディアンツアーとアジアンツアーの両方でプレーしようと試み、結果として彼のゲームは損なわれることになった。

その年の暮れにかけ、カナダでシード権を喪失し、2016年「インドネシアオープン」の週末を残念なかたちで終えたキャトリンは、世界ランキングを1018位まで落とし、このまま続けるか、あるいはアメリカ行きのフライトを予約するか、選択を迫られていた。

「その年の暮れに僕は、果たしてこれは自分に向いているのか、あるいは、自分は本当にこれ以上プロとしてゴルフを続けたいのかと考え始めるようになった」と、2月にプレーヤーブログで綴っている。

「僕はインドネシアオープンでプレーしたばかりで、試合ではギリギリ予選通過を果たしたが最終ラウンドで『77』をたたき、集団の最後尾で大会を終えていた。あれは、両ツアーでの4カ月半を通じてわずか2度目の予選通過で、精神的に苦しめられていた。その翌週にアジアンデベロップメントツアーで大会があり、会場は車で30分のことろだった。ツアー側が、もしプレーしたいのであれば、午後3時のバスに空席があると伝えてくれたのを覚えている。午後2時57分、僕は自分の携帯から帰国するための航空券を買い始めていた。あとは同意のボタンを押して購入するだけだった。でも、“やめるな、君はまだ終わっちゃいない”という小さな声がしたんだ」

「僕はその大会に出場し、優勝した。そして、そのとき、タイへ移動し、それまでアジアでプレーしてきた全てを出し尽くすことを決意した。今振り返って見るとクレージーなことだけど、自分が格闘しなければならなかった内面的な活力が、文字通り、自分の人生を大きく変えてしまうかもしれない選択をすることを止めさせたんだ」

「でも、同時に、僕はこれまでゴルフにバックアップの選択肢を持ち込んだことはないんだ。これまで、保険を売ればいいやとか、コーチになろうとか、何か最終的な手段をあてにしようと考えたことは一度もない。だから、考えていたフライト(の予約画面)を見ていたとき、“僕は帰って何をするのだろう?”と考えた。それがあって、同意のボタンをクリックせず、大会に出て勝った。絶対に諦めないと決断しなければ、あの優勝はできていなかっただろう」

そのとき、彼はアジアでフルタイムでプレーすることにし、その決断により、何度も優勝を経験し、継続的に世界ランキングをランクアップさせることになった。

キャトリンはその翌年にも優勝し、2018年にはアジアンツアーで3勝を挙げてヨーロピアンツアーのシード権を獲得した。

2020年、キャトリンはヨーロピアンツアーで初めて大躍進を果たす。「アンダルシアマスターズ」で冷静沈着なプレーを展開し、最終ホールまで及んだ手に汗握るバトルの末、かつての世界ナンバーワンであるマルティン・カイマー(ドイツ)に競り勝ったのである。

彼は、過去に優勝した経験が勝ち切ることのできた要因になったと述べたのだが、すぐさまそれがただのまぐれでなかったことを証明した。3週間後、「ドバイデューティーフリーアイルランドオープン」で、またしても優勝を遂げたのである。

キャトリンは2021年序盤にその勢いを維持するのに苦労したが、オーストリアではすべてが上手くはまった。ダイアモンドCCでの最終日、見事7アンダーをマーク。勝負をマキシミリアン・キーファー(ドイツ)とのプレーオフへと持ち込み、5ホール目で退け、直近13大会で3勝目を挙げたのである。

この優勝により、世界ランキングをキャリアハイの79位まで上げたキャトリンは今、新たに定めたトップ50というゴールに向けて邁進している。

「ぜひ世界のトップ50に入り込みたいと思う」とキャトリン。「いくつかのメジャー選手権でプレーするためにね。僕は一度もメジャーでプレーしたことがないんだ。この優勝が『全米プロゴルフ選手権』出場への道を切り開く可能性を広げると思っているし、それが目標でもあったんだ」

「メジャーに出場し、そこで優勝するチャンスをつかむのに十分な成績を残せれば、と思っている。それが子供の頃からの目標だったから。どのツアーであれ、勝つのは簡単なことではないし、この勝利を得ることができたのは、間違いなく特別なことだね」

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